磯田道史 著 『磯田道史と日本史を語ろう』 | 国道179号沿線住民とっ散らかりブログ

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楽器もできない音楽好きのおっさんが
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撮影地:鶴山公園、来週~桜祭り始まるよー



過去の対談集でした。
堺屋太一氏、半藤一利氏など故人との対談も掲載。

例えば、江戸幕府の鎖国政策は是か非かの論争は白熱、鎖国は日本を外敵から守るというより
将軍徳川家を守るためだったと、磯田道史氏は是の立場を譲らず。
さこくをしていなければ外様大名は貿易で幕府以上の強力な兵器を持ち、もっと早く倒幕されてたに違いなく、
島原の乱でキリスト教の危険性を痛感したという理由もあるが、それ以上に幕府だけが外国(オランダ)
と貿易することで外様大名の力を削ぐという意味合いで。
実際、幕末時、薩摩藩は琉球との貿易(搾取)を独占することで富とカをを蓄え倒幕へ。
そう考えると合点がいく。

第二次大戦へ日本が突入した一つの要因に、半藤一利氏の持論、
日露戦争で”勝ってしまった”ことで政府は論功行賞として軍人に華族昇格を乱発しすぎた点を挙げ
皇族、旧大名家でもなく、財閥出身でもない、一庶民の出が華族になれる一番の近道で
それが1代かぎりでなく子孫累々まで名を連ねられるとしたら、戦争で功名をあげることに執着
それは”戦争そのものが目的化”、軍閥の利権化、官僚化にほかならないと指摘、

「なるほどな、その側面も」と納得、他に新選組、坂本龍馬は暗殺されたわけではなく
罪人として捕縛しにいっただけ、とか新たな発見はありました。m(_ _)m