
鉄道ジャーナル 2024年7月号 特集:都市の直通運転 (目次)
今回取り上げるのは、特集:都市の直通運転ではなくて見出し
櫛田泉氏「根室本線部分廃止によるネットワーク分断の問題点 」のほうでして
鉄道ジャーナル誌を読んでて初めてですよ、声出してワロタのは。
この寄稿文、ほぼJR北海道の批判と散々こき下ろしとるんです。
それが実に痛快で、と同時に「JR北の経営状況がここまでひどいのか」と驚愕、
知らないことだらけで、私も前からJR北には苦言ばかり書いてきましたけど
私の書いた内容なんて、櫛田氏に比べたら甘々
まずは私が感じた”JR北のザル経営”
今年春、日ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」観戦後の交通渋滞がトンデモナイとの報道を耳にし
交通渋滞というより、足(公共交通機関)が全く足りなくて球場前を出発するまで1時間半かかったと。
理由は単純明快で、駅が近くにないからで、最寄りが最寄りじゃない。
球場前に駅がないんですね、これにはビックリで普通、開幕と同時に作るもんじゃないのって。
球場なんてさ、昨日今日突然目の前にポコンとできるもんじゃないのはサルでもわかる。
何年も前から計画し着工、その間に駅を作ろうと考えなかったかね?
いや、自治体から(東広島市)から依頼もなかったのかね?
やっと作ることになり、駅完成はなんと5年後!? 2028年だというダルさ。
Googleマップ:エスコンフィールド北海道
で、ちょっと調べてみた
最寄り駅が北広島駅、ざっと歩いて3kmほどあるわね。
新駅の予定地知らないですけど、アンビシャス通り?の広い駐車場辺り?作るとしたら。
あのね、瓦礫を撤去し更地にして作り始めるという手間もいらなそうな、ただの平地ですよね?
ならばただ作ればいいだけでしょ?それに5年もかかります?ふつう。
そういうところですよ、ダメダメなのは。
営業機会の喪失というやつ?
みすみす金になる機会を自ら手放してる。それじゃいつまで経っても黒字なんて夢のまた夢でね。
この話だけではなんですので、紙面の櫛田氏の「根室本線部分廃止による分断の問題点 」とは。
まずはこれを見てください、JR北海道から拝借してきました。

問題の根室本線の分断路線とは、富良野~新得間の部分で、台風による災害でつい最近廃線に。
さすがは仕事が早いわ、すでに消えてる。
例えば、追分~新得間が災害で不通になったとしましょう、すると帯広、釧路に向かうとすると、滝川~旭川~網走・釧網本線経由とグルっと大回り
「何時間かかるんや?」という話でね、万が一のときのための迂回ルートを確保しておくのは
必要ではないのか?という主張。
たしかに富良野~新得間の輸送密度200人以下、復旧させたとしても営業赤字から抜け出せないのは明らか。
そんな”お荷物路線”は廃止しかないという決定だったのだろうが、ちなみに復旧にかかる費用は
見積もって10億円
余談ですが、只見線の復旧には81億円が、それとびっくりしたのはまさか肥薩線を全面復旧
させるとは思わなかった。
私、ブログで「このまま直さず廃線やむなし」と書きました。
なんせ復旧費用はざっと230億円!? 復旧させると思いませんやん、この額聞いたら。
それが10億円が惜しいのでそのまま廃線?わけわからん。
それも全額JR北が負担するわけでもないのにです。
筆者が呆れたのは今年3月、に発表したJR北の中間経営計画の稚拙さ。
詳しくは今回取り上げませんが(そろそろ書くのがしんどくなってきた)機会があれば書きたいと。
笑ったのはここから。JR北と仕事したことのある関係者の証言・
「北海道に鉄道は必要だが、JR北海道はいらない」
最近では札幌近郊路線においても冬季間の運休が増えたこともあって
「部屋を探す際にはJR沿線ではなく、地下鉄沿線を探すようになってる」んだってさ。
最後に宿題です、JR北海道の営業路線の中で、一番の赤字を叩き出してる路線はどこ?
ヒント:宗谷本線ではなく、函館本線でもない。額は128億円の大赤字。
聞いてびっくりする路線で私も聞いて「まさか!」と思いましたから、
それはJR北の中間経営計画の稚拙さの内容も含めて次の機会に答え合わせでも。m(_ _)m