氏の主張、政策に対して非の打ち所がないとまでは言いませんが、ほぼ同意でき
↑の写真を取りに”尼”からいつも拝借してくるんですが、レビューを目にして
評価２以下が1票もないところを見ると「そうなんだな」と。
明石市民、とりわけ子供に対しての医療・教育・給食無償化と非常に優しい。
が、私はなんでもタダにするってのはよくないなと思ってて、医療費無料はヨシとしましょう、
ですが給食費はたとえ”１食５０円”でも構わないから徴収すべきと思いますし
（タダ飯ってのはちょっとねえ）、小中学校は無償でも高校を無償ってのは建付けでは義務教育ではないのでね。
明石市ではないですけど大学を無償ってのは大反対で
「バカがタダで大学行っても勉強しない、Fランクに通ってもなあ」ムダな気がするのと
今年生まれたとして大学卒業の22年後に、その知識が有効かというと、大学で学べる科目は
AIに取って代わられてる気がするんですね。
いま大卒なら通用するんでしょうが20年後の世の中ってAIの領域外のマンパワーが必要な分野
しか生き残れない気がするんですよね。
いつ世に出るかわからない全自動運転車が出るまでは、タクシー・トラックドライバーに
鉄道の運転士すら今では不足だというじゃありませんか。
AIに”安易に”取って代わられるような中途半端な知識ならば、熟練の腕・技能を持った方が
残れる気がします。想像ですが20年では全自動運転車は世に出てないと。
話を元に戻しますが、大学無償化は反対ですがもっと反対なのは
「奨学金に利息を付けて返済」って、公的機関が金利を取るってことが納得いかなくて
奨学金は無利子、返済開始は就職直後からというような無粋なことはせず、
例えば10年後から事実上”ある時払いの催促なし”で早期返済なら割引とすれば
楽々返済できるような気もします。
今後インフレが続くようであれば、返済を後回しにするだけ
事実上返済額が下がっていくことにもなってますし。この案はどうかな？
そうは言ってもウチの市、他の市同様「ムダなことにカネ使ってんな」というのは節々に感じます。
明石市のように、各無償化なんてどれ取って一つもない”凡庸な市”
ま、子供がいないんで「タダにせい」とは言いませんけど相も変わらず道路ばかり作って
コンパクトシティ化、市中心部活性には失敗続きですしねえ。
お隣の出生数3.0を超えた奈義町だとか、鏡野町と比べても見劣りしちゃって。
鏡野町在住のＡ君、下水道使用料を聞いて驚いた、一人当たり500円/月だから
夫婦で千円しかかからないってことで、下水道が来た直後に合併処理浄化槽は止めたって。
その点だけでも負けてます。
泉氏が嘆いていた一つに小中校のハコは”明石市立で明石市管轄”なのに、教員は県教委
要は兵庫県監督下にあり、教員に対し要望があってもほぼ受け入れられることはないのだと。
そこに合点がいきましたわ。
ネグレスト・育児放棄に虐待・いじめから全く救えていなくて毎回同じことの繰り返しで
犠牲になる児童が減らないことの一因がここに？
一言でいうと「どっち向いて政治をやるんですか」で終わってしまうんですが
市長になって全く新しいことを始めようとするとアチコチからあったみたいですね、妨害に誹謗中傷。
というと、いまは安芸高田市・石丸市長がちょうどその立場か。
Youtubeによく出てますね、議会や中国新聞記者とのバトルが。
面白がっては失礼なのかもしれませんが、でも見ちゃうよね、既得権益ムラの住民とのバトル。
3期12年市長を務めて勇退、それだって後継者が育ってのことで、泉派。現明石市長
自民党候補にダブルスコアの大差をつけて圧勝、県議選でもトップ当選で1人
明石市議に5人全員を当選、三田市長選でも圧勝し、これからの目標は神戸市長選
兵庫知事選にも候補者を立てるのだとか。
とりわけ神戸市、聞きこぼれたところによると人口流出が著しいのだとか。
明石市にかなり流れ込んだ？というので神戸市長から疎ましく思われていたとか。
それだって”お門違い”なんですけどね、失政が過ぎたから流出しただけのことで
この分ならば次期神戸市長選でも勝ちそうな気がしてきたわ。
泉氏、私の主張と同じこと書いてたので紹介します。
日本のダメなことの一つに、民主主義を勝ち取っていないこと。
なので全て”お上”の言うままなすがまま、強烈に印象に残ったのがコロナ禍での対応です。
全国津々浦々ほぼ全部の自治体がコロナ禍においての人流の範囲や行動規則を
お上・役人（厚労省）に丸投げし、ありがたく忠実に守っった結果どうなったか？
いつも思うに、現状って民主用政権以上の悪政だと思ってて、それでもデモも一つも起きない。
このことが日本に民主主義が根づいていないと思うところで、私も人数が集まるなら
財務省に押し掛けたい衝動に駆られますもん。
悪政の元凶（1丁目1番地）は財務省にあると考えてますから。
泉氏も私の主張する「財務省襲撃」くらい過激なことも指摘されてまして「中央省庁解体」
省庁再編と言うてもあれは単なる看板のすげ替えであって、私なんて財務省は解体して再構築すべき
だと思ってるのと同様に、厚労省と経産省は作り替え、厚労省の労働省部署は
むしろ経産省と再編、国交省も自治体と被った部署は一つにまとめて各自治体に出張・縮小
子ども家庭庁作ったはいいが縦割り行政が解消されてないままなので全く機能していない
との指摘も全く同感で。
政治家（代議士）はもちろん、全国首長全員が民に向いた政治・政策をしていくならば
まだ日本も捨てたもんじゃないと思わせる、そんな泉氏の本でした。
いっそ、泉氏が旗振って無党派層を支持基盤にした「無党派党」みたいな組織ができたなら
ボランティアで選挙の手助けもしてみたいとさえ思いましたね。m(_ _)m