岡田彰布 著 『幸せな虎、そらそうよ』 & 知ってる野球選手 | 国道179号線沿線住民とっ散らかりブログ

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中坊並みの文章力で書いてるブログ。
撮影地:伯備線・豪渓駅周辺、通称セリカカーブにて


今年から阪神ファンを再開して、図書館でこれを見つけたら躊躇することなく手に取るでしょ(笑)
日本シリーズの名場面の写真を散りばめられてるので、スラっと読めてしまいますし
岡田監督のインタビュー集なのですが、ほぼYoutubeだったりで知った情報ばかりだったので
目新しさは少なかったですが、12球団監督の中で岡田監督が最年長。
最年長が悪いって考えるのは早計ですし、これまでの選手~コーチ時代の経験に裏打ちされた
そんな最終形態で仕上がったのが、いまの岡田監督。

「阪神ファンを再開した」と書きましたがその通りで、ここ10年ほどは止めてましたし
去年の矢野監督、開幕9連負だったっけ?
1試合も観てなかったですし、阪神ファンを止めたのも阪神ファンや、デイリーなどの
取り巻きの態度や風潮に嫌気が差したからです。
負け癖が染みついたというのかな、負けに不思議な負けはないんですが、あの暗黒時代がそうしたのかな?
負けても反省しないし、原因追求もしない。なんというぬるま湯か。
デイリーの記事がそうでした。
負け試合の翌日の記事なんて、○○選手のプライベートがどうのとか、そんなクソ記事ばかりで
失敗を反省しないようなのは甘え、そんなんで強くなるはずがない。
長年、弱いタイガースだったのもそんなファンが創り上げたようなもの。
今で言うと、やや飛躍しすぎかもしれませんが、あれだけ不祥事だらけの宝塚歌劇団、
”コアなヅカファン”から歌劇団の体質改善・アップデートを、という声が全く聞こえてこない
構造によく似ていて、単なる甘やかしではタカラヅカも世間の常識から乖離した
”コアなファンのためだけのタコツボ化した劇団”のままかと。

WBC優勝の余韻を引きずったままペナントレースに突入したというのもありますが
岡田監督就任初年度のタイガースは、開幕から試合を観ていて、これまでのとは違うと
感じたので、ファン再開したという流れ。
”試合を観ていて”と書いてますが、全1~9回まで観てるというのはなくて、便利な時代になったもので
「虎バンチャンネル」もありますが、Youtubeで15分前後に編集してくれて試合のダイジェストが豊富で。
いくら好きでも3時間も観てられないのでね、そこまで暇じゃないので。

岡田監督、師と仰ぐ人を2人挙げてまして、吉田義男氏と仰木彰氏。
オリックスで選手引退後、仰木さんから2軍コーチを打診され、その後2軍監督
その時の経験が大きいとし、書かれてた印象的なエピソードを一つ。
阪神暗黒時代、野村監督時に岡田氏は2軍監督、「誰かいないか?」と聞かれ
当時、関本選手と同期の濱中選手、「関本が状態がいい」と進言するも
指名してきたのは「濱中」、野村監督はファーム球場はおろか、2軍の選手すら
一度も観に来たことがないという。
オリックス時代にも感じたのが、2軍の選手もくまなく観察することを心掛け
時間を見つけてはファームに足を運んで選手を見る。
ひたすら見て、いいと思えは上に引き上げる。
監督が見てると思わせるだけでも選手は嬉しいし、プレーにも気合が入る。
後日談:2軍球場・練習場のいたるところに複数のカメラを設置し、選手の状態を
くまなく観察できるようにしたという。
常に1軍に引き上げられるよう配慮なのだと。

いいことですね、ひたすら選手を観察し適材適所に配する。
4番大山選手をシーズン固定、中野選手の2塁コンバートも、空いたショートに木浪選手と
小幡選手を競わせた結果、恐怖の8番・木浪選手がレギュラーを勝ち取る。

飴だけじゃないムチも必要とあらば、佐藤輝選手に森下選手であっても2軍に。
森下選手の名前が出たので、ついでに書きますがこれで最後にします。
昨年ドラフト、阪神1位指名は「高松商・浅野」、巨人と競合してクジの結果
原監督に当たりくじを引かれ、外れ1位に指名したのが「中大・森下」でした。
スカウトの情報では、中大の2つ上「DeNA・牧選手より力は上」と聞いていたので
浅野が獲れなくとも、高卒の浅野は数年後に目が出る選手だが、森下は即戦力
ケジに外れた結果、森下選手を獲ることができ、今シーズンの活躍は周知のとおり。

岡田監督は、”持ってるカントク”ではなかろうか。
今からでも来年の活躍を期待せずにはいられない。
今年のスローガン?「ARE」から来年は『A.R.E. GOES ON』なんだって。
他5球団からマークされる対象になるので、今年よりもキツいでしょうが
先発・中継ぎ投手陣の層の厚さは12球団随一、「アレンパ」で間違いないでしょう。
m(_ _)m



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バース・掛布・岡田、は間違いない。
1番が真弓で、ショートには現・平田ヘッドコーチ、キャッチャー木戸。
当時、ゲイル投手っていたでしょ。池田、福間、山本、抑えが中西清起、実に懐かしい。(^-^)
トラッキーの背番号は最後の日本一「1985」ですが、来年から「2023」になるんでしょうね。
その1985年、昨日にも書いた私自身のピーク年でもありましたし、阪神優勝を除いても
楽しい事しか思い出せない年が1985年でした。m(_ _)m