
まず最初に断っておきますが、決してEV車否定派ではありません。
今後、自動運転の普及となるとEVは必須です。
ですが現状の充電ステーションの設置率、電気代の高さにバッテリーの脆弱さ
まだまだ割高な価格のくせにリセールバリュー(下取り価格)が内燃機関に比べて”著しく劣る”
など踏まえると、いまは買い時じゃないという答えしか出てこないんです。
否定派というより「今じゃない」というだけですので誤解のなきよう。
まず知らないでしょうね、涌井 清春氏、ワクイニュージアム館長
おそらく、ロールスロイス・ベントレーの収集家の中では日本で一番でしょうね。
並行してヘリテージ(クラシックカー販売)経営者でしたが、ミュージアムができるまで売り物とコレクションとを並列展示してたのを客が見て
あまりに売り物でない個体が多くて、”クルマを売らないクルマ屋”と揶揄されたとも。
売り物と売り物でないクルマを分けることで問題は解決。
この人ね、去年だったか「おぎやはぎの愛車遍歴」でこのミュージアムを訪問していて
それで存在を知りました。
そのコレクションの中の目玉は、白洲次郎がイギリス留学中に手に入れたベントレーの実物と
戦後間もない頃の吉田茂元総理が乗っていたロールスロイスの実車。
手に入れることができた経緯も書かれてます。
涌井 清春氏、実家はセイコー時計の卸しをやっていて、わりと裕福の出とお見受けしました。
その縁でセイコーに入社、マーケティングをやっていた時のエピソードを一つ。
世界の時計メーカーの見本市が年一回、スイスのバーゼルで行われるのだが
(私も知らなかった、近年バーゼル見本市が無くなってたのね)
会場入口すぐには「ロレックス」のブース、向かい合わせに「パテックフィリップ」
高級時計の2台巨頭ですね。
販売個数世界一、売上高も引けをとらないセイコーのブースはというと毎年
一番奥の方の片隅にしか用意されない。
そのことを主催者に尋ねると「ブランド力が違うんです」との答え。
”ブランド力=メーカーの格付け”みたいなものですね。
バッグの最高峰は「エルメス」みたいな話です。
ロレックスや、パテックフィリップと肩を並べたいのであれば、本格的高級機械式時計で
世界に認められる以外にないということで「グランドセイコー」が認められることで
やっと近年、入口近くのロレックスの横にブースを置けるようになったとか。
そんなセイコー在籍時に、オールドロールスロイスに出会ったことで衝撃を受け
一念発起し、セイコーを退社・独立してロールスロイス・ベントレーの販売店を始める。
だたね、いくら古い車が好きいうても、戦前ほど古いのはあまり興味がないんです。
フェンダーと車体が独立したような構造、タイヤにカバーを付けたようなやつ。
例をあげると、↓、こういうやつね。

当時のロールスロイス・ベントレーって、フレームにエンジンが乗っかってタイヤがついた個体に
ボディにフェンダーの外装、シートなどの内装はコーチビルダーと言って
車体メーカーとは別の、換装する町工場のようなところが職人技を駆使して
完全オーダーの誂えという流れで作られるため、厳密には同じ個体はほぼないのだそう。
分かりやすく言うと紳士服の「テーラー」みたいなもので、採寸して生地を選び
裏地、シングルかダブルか、2つボタンか3ボタン、ボタンのデザインはどれに?
という感覚に近いのだそう。
なのでほぼ完全オーダーなので、昔から超高級車ゆえに、残されてる個体が多いのも
ロールスロイス・ベントレーですって。
これからのクルマの未来は2極化といえば大袈裟だが、涌井氏が言うに
99.9%の実用車と、0.1%のクラシックカーやスーパーカーなどの趣味車の住みわけが進む。
私、クルマが好きすぎて大して好きでもないクルマにはカネを出したくないんですわ。
買うだけじゃなくて税金もかかれば保険代のバカにならないので、だったら
日常使いはカブでいいかと。
なので今になって、平成元年式アルトワークスを捨ててしまったことを非常に後悔。
ただ足回りは結構ボロボロでしたけど、あれほど運転が面白い車はなかったし。
それにクラシックカーというより、ヘリテージカーにも目移りしてしまいますが
ウチに車検切れの98年式○○〇がありますからね。
いまから動かせるようにするにはかなりの費用が掛かりますが、乗り味が最高だったのでね、
それに当時仕上げたカーオーディオを捨てしまうのは実に惜しい。
かれこれ25年前のクルマですが、いまのそのメーカーには、○○〇臭が無くなってしまってて
全く魅力を感じないんです。
おそらく整備費用だけで50万円はかかるかもしれないな。
だけど新しく買うことを考えると・・・それに98年式ですとまだアナログっぽい部分が
残ってますから、昨今のフルデジタルのクルマより直しやすいところはありますね。
なにせ、中古部品がスクラップから大量に出てるはずですので、まとまったカネが運よく?
手に入って余裕ができたら動かしたくなります。
25年前のクルマですから、いまそれ乗って走ってると目立つかもしれませんね。m(_ _)m