週刊新潮2023年3月23日号、我が「死刑制度」存置論 by宮下洋一氏寄稿 | 国道179号沿線住民とっ散らかりブログ

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楽器もできない音楽好きのおっさんが
中坊並みの文章力で書いてるブログ。
撮影地:津山線、建部~福渡駅間にて

図書館で読み、あまりの合点のいく話ばかりに膝を打ち、記事をどうしても紹介したく
予約を入れて借りてきてきたので一部抜粋して引用したい。

内容からして、GWには馴染まないような重い話ではあるのですが実質、
明日以降、読まれることが多いので、この時期を狙って出してみました。



遺族の肉声「私が死刑執行のボタンを押す」

>2012年6月10日、大阪を訪れた音楽プロデューサー・南野信吾氏(当時42歳)が
東心斎橋の路上を散歩中、刃物を構えた一人の男に背後から突進され
倒れたところを馬乗りになってなんども刺され、死亡した。
それを観て逃げようとした佐々木トシさん(当時66歳)も、同じように複数個所を刺され
帰らぬ人となった。
覚せい剤取締法違反で服役し、満期出所したばかりだった磯飛(いそび)京三(当時36歳)
による犯行で、「心斎橋通り魔殺人事件」と呼ばれた。
覚せい剤中毒の後遺症で「殺せ」との幻聴から拡大自殺を試みる再犯行為だった。

>南野の妻で、娘3人を育てる母でもある有紀(52歳)に取材、
彼女の口から真っ先に出た言葉、
「これまで詫びたこともないし、反省の色もない。磯飛本人が好きで覚せい剤を
やっていたのに、それが原因で減刑が許せない」

一審・裁判員裁判では極刑が言い渡されるも、2審の公判で磯飛は
「死刑になるのが怖い」と吐露、死を恐れた。
結局、2審は死刑を破棄し、無期懲役としたが検察・弁護側ともに上告、
最高裁は上告を棄却し、無期懲役が確定。
有紀さん、「死刑になるのが当然だと思います。夫が死んだのに犯人がなぜ生きてるんですか。
”生きて償ってもらわなくても結構です”」
人を殺した数よりも、覚せい剤に溺れ、出所後に自暴自棄で刺し続けた残忍行為に
照らして、判決に納得できなかった。
彼女は証人として出廷した公判で、「死刑廃止論を持つ弁護人が
この裁判を利用していることにも腹が立つ」と苦言。
彼女が望むのは、犯人がこの世から消えることだった。

『私が死刑執行のボタンを押すので死んでもらいたい。
 甘えてんじゃねえぞ、死にたかったら、てめぇで死ね、という思いです』

殺害された佐々木トシさんの長男の証言
「(中略)自分が死にたくて二人を殺しておいて、生きたいなんて勝手だと思いました。
無期懲役でいずれ出てくる可能性もある。あいつは反省しないでしょうね」

私感:「生きて償ってもらわなくても結構」とか
「私が死刑執行のボタンを押すので死んでもらいたい」
実に正直な方だとお見受けしました。
なんだろう、左巻き色が強いマスコミの風潮として伝える報道が
仮に被害者遺族であっても「罪を憎んで人を憎まず」的な模範回答って
「ホントに?」と思うところがあったのだが、フツーの人間としての感情なはずで、安心したのも事実。
「生きて償ってもらわなくても結構」とは、実に痛快で「そりゃどうだろ」と。(-_-;)


『形を変えた死刑』

>世界的に死刑の廃止・事実上の廃止を求めている国が大多数に及ぶ中で
人権擁護派や日弁連等は「世界の潮流」であるなどを理由に日本も廃止するよう求めている。
国連人権理事会は日本に死刑廃止の勧告署を採択、特にフランスやドイツが廃止を求めている(略)
だが私(筆者)は、それを受け入れる必要があるかは疑問、なぜなら日本の死刑よりも
野蛮に思える状況をフランスで取材。
近年、治安は悪化していて、警察による”正当防衛ではない現場射殺が横行、
私(筆者)は「形を変えた死刑」ではないかと考えるように。

昨年5月、南仏マルセイユで、現場射殺事件の被害者遺族と、加害者となった
国家警察の組合事務局長を取材。
職務質問を拒否して車をバックさせた19歳男性を警官が射殺した事件。
被害者の父親は「死刑が公共の場で復活している」と嘆いた。さらに

「現場射殺されるくらいなら死刑を復活させて、裁判を経た結果として処刑
されたほうがマシです」と。
そしてインタビューに応じた局長は「現場射殺はやむを得ない」としつつも
「もし今のフランスに死刑があれば、人を殺したら自分が殺されるという意識が
産まれるでしょう」とも答えた。

そんな日本に死刑廃止を唱えるフランスでも「死刑の復活は必要か」との問いに対し
「賛成」と答えているフランス人は2020年に55%、2021年に50%と
半数以上が死刑復活を望んでいるという結果も。

>そんな中、世界的にも治安がよく、殺人事件の数も極めて少ない日本に対し、
先進諸国は繰り返し死刑廃止を要求してくる。
死刑があっても安全な国と、死刑がなくても治安の悪い国のどちらが健全かといえば、
間違いなく前者ではないのか?


ここからは私の持論。
死刑を廃止していても、”私刑が横行する人権を声高に叫ぶ先進諸国”、
そんな私刑が横行する国、日本に対し、どのクチがエラそうに説教垂れとんのや?と
思いますね、大きなお世話だと。

どんな極悪なテロリストであっても、仮に身柄を抑えるのに警官が殉職する危険が
大きかろうとも”生け捕り”することを優先し、供述を取り、証拠を積み上げ
検察に送検し起訴、極刑を求刑し、判決にて視界が決まり、絞首台に送るという手順を踏む。
どんな理不尽で極悪人であっても、言い分があれば聞くことはする。
有無も言わさず私刑に躊躇しない”人権主義の先進諸国”と、どちらが文明か?
との問いに、答えは自ずと出ているものと思うんだが・・・m(_ _)m