
この本を読んでみてもアベノミクスの是非は分かりません。
民主党から政権を奪取してから岸田政権までに起きたこと・経緯を羅列してるだけと言いますか、
財政出動(MMT派)と財政再建派のせめぎあいの歴史と言いますか・・・
検証はこれからでしょうが一つ言えること。
金融政策ではデフレは全く克服できないことはハッキリした。
もっと言うと、財政政策でも克服は困難ではないかと思うところで
金融も財政を駆使してもテコでも動かなかったデフレ脱却が外圧(外国)から
やってきたのはなんとも皮肉で。(^-^)
各国のコロナ対策でのジャブジャブな、やもするとやりすぎの財政出動の副作用。
インフレと言えど日本が希望してたインフレとは質が違って、コストプッシュ型の
インフレなので、そのせいで物価が上がったところで事実上、円(富)が外国へ
放出されるだけの輸出企業以外、ほぼ害しかないんだけどね。
なので、それで景気がどうのと言われても実感がないのはその通りで。
形はどうあれ、実際にインフレが実現したわけで、ただ物価上昇率に賃金上昇が
追いついて行かず、実質、所得が目減りしている現状を目の当たりにすると
「コレジャナイ感」はアリアリですし、インフレ目標を達成したらしたで「これが本当にしたかったことなの?」違和感は如何ともしがたくてね。
たしかに今年の春闘、大企業ではほぼ満額回答でしたが中小企業まで浸透するか?
となると疑わしいところでね。
大企業界隈の賃金アップの原資はというと、中小企業や非正規から搾り上げたカネなわけですし。
インフレ達成からの賃金アップも、どうやら”2極化”しそうな気配。
おっと、一つ指摘しておきますけど、コストプッシュ(輸入原材料・食糧)
ウクライナ侵攻の前から兆候は出てましたので全く関係ないとまでは言いませんが
現状では原油価格(WTI)、小麦など食料価格も下落傾向が続いてますし。
戦争が終わってないのにです。
その点から考えると今春が(為替レートの影響もありますが)物価のピークだと予想します。
m(_ _)m