先週放送の愛車遍歴「山本陽子編」、彼女のクルマのセンスが抜群と唸った件 | 国道179号線沿線住民とっ散らかりブログ

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ネタ記事:山本陽子、手放したくない30年来の愛車 「友人であり、恋人」 

2週にわたって放送された、「女優・山本陽子の愛車遍歴」、後編はまだTverで観られます。

(以下、クルマの写真は全て、ネットで拾ってきたものです)
前後編とも、彼女が選んだクルマのセンスに唸りました。
ほぼ私の好みと合っていて、20代もそこそこの時期に選んだのがコレですよ、↓

トヨペットコロナ、ハードトップ

”ハードトップを選んだ”というところが凄いな、と。
4枚ドアじゃなくて2枚ドア、若い女性が乗り回してたってのが。(^-^) 

で、また驚いたのが、「デイムラー・ダブルシックス」

それも番組内に出たのは、彼女の所有の個体で、しかも所有歴30年を超えるという。

造形の美しさでは、トップ3に入るのではないかな。
1番が『BMW・635csi』、で2番手がコレ、「ジャガー」じゃないですよ「デイムラー」
ただこのクルマ、あまり褒められないナンバー1の称号がありまして・・・

壊れることにかけては右に出るクルマは存在しない、と言い切ってイイと思います。
それくらい「故障が多いクルマは?」と聞かれて真っ先に思いつくのがコレ。(・・;)
それをよく捨てずに持っていたなということに感心するとともに、スタイリングに惚れ込んで
手放す気にはなれなかったんだろうなと。
(聞いた話ですが)、見た目同様に動き出しもエレガントそのままで、
ジャガー車を揶揄する表現『ネコ足』、道路の大き目の凹凸をも軽くいなし、
不快な振動を車内に持ち込ませない極上の乗り心地。
私も一度、その「ネコ足」ってやらを体感したい、そんな1台。


で、番組初登場、”バブル期のあだ花”、マツダ・ペルソナ。


これはいいクルマでした。
ロードスターを見に行ったとき、(ユーノスチャンネルっていう販売系列店があったんです)
そこで姉妹車の「ユーノス500」を実際に触れて車内に乗り込んだこともあります。

当時、トヨタの「カリーナED」ってのが、爆発的ヒットでバカ売れしてたバブル期、
各社、そのスタイルを真似た派生車が、ワンさと発売されてね。

サイズ的に大き目ながら、ボンネットとトランク部を長く取り、キャビンを小さく、
よって、サイズのわりに4枚もドアが付いていながら、”車内はクソほど狭い”、(-_-;) 
真横から見ると分かりやすいんですが、ウエストライン(ボディライン)を
ボンネットの先からトランク後端まで水平一直線にしてスッキリ見せるデザイン。
ニッサンだと「ローレル」、ミツビシだと「ディアマンテ」がまんま、このつくり方。

ただ、このペルソナが他車より一歩抜きんでてるのが内装の豪華さ。

包み込む作りに、当時としては珍しく、グローブボックスがないのと
灰皿もオプション設定だったという斬新さ。
上位車種「コスモ」と「センティア」の内装もこんな感じでしたが
内装の作りとは裏腹に、エクステリア(外装)がイマイチで。
よって販売台数もイマイチ(笑)だったこともあって、まずお目に掛かれないですし絶滅危惧種。

番組に駆り出された個体も、この後レストアされて「マツダミュージアム」に
展示される手筈になっていたという、しかも「5速MT車!」というレア度。(^O^)

動くペルソナを見られたとは、実に懐かしい。ヽ(・∀・)ノ