
二本続けて大晦日に書くネタでないどころか、内容がややヘビーで申し訳ないです。m(_ _)m
本書は、「一冊の本」2020年10月~2022年8月までに連載されたものを
加筆・訂正されたもので、全体的に「太田光って芸風と違って優しんだな」と
思わせるものが多く、時期的なこともあってかオリンピック絡みの話が多くを
占めてました。
例えば、小山田圭吾氏、オリンピック開会式に関与したせいで、
学生時代のいじめを武勇伝のごとく、面白半分で語った過去のインタビュー記事の酷さにて
降板どころか、いまだかつて音楽活動すらままならない現状について、
「これもある種のいじめではないのか?」と。
そしてラーメンズ・小林賢太郎もまた、過去に作ったコント内で、ホロコーストのユダヤ人を揶揄したということで、これまた活動休止状態に、今も続いてる状態に疑問を呈してます。
この問題とされるラーメンズのコントを最初からどいう展開と形からユダヤ人を
取り上げた流れを詳細に紹介し、私も思ったのが、世間で騒がれるほど
酷い内容でもなくて、確かにそこだけ文言を切り取ったら悪目立ちしてますわ。
太田光が優しいのは、「未来永劫、彼らの仕事を奪うほどの量刑を課すほどの
ことでしょうか?」と。
実は、私も若干そう感じてまして、昨今の”一発アウト”な風潮もまた
「新たな戦前」を感じてしまいます。
ただ、異論を言いたのは最終「安倍元総理殺害」の下りのところの巻末「あとがき」の部分。
こここそが加筆したものと思われるのですが、三島由紀夫を引き合いに出し
「三島文学は好きだったが、割腹自殺したことで、言葉を駆使し伝える能力は
当時トップクラスだったはずの三島が、言葉で伝えることを放棄・諦め
自らに向けた暴力によって訴えかけた事に失望して以降、彼の作品が好きではなくなった」
ということを前提に、山上徹也容疑者が最初にすべきだったことは、言葉で訴えること
だとしつつ、確かに一般人が世間に訴えたところで誰も耳を貸さないのは承知の上で
それでも言葉を発するべきだったと。
優しいね、優しすぎますわ。
だって、統一教会問題に生涯をかけて携わっている”紀藤弁護士”も30年以上も
声を出し、訴えるもマスコミのどこも相手にしなかった。
理由は簡単、書いたところで全くカネにならないから。
それどころか書いたがために統一教会からの抗議、クレームの雨あられ
銘湯毀損で裁判まで起こされた日にゃ、目も当てられないからね。
といいつつ、声を出し訴えてもマスコミが相手にせずに放置した結果、安倍元総理が命を落とすことになった遠因はマスコミにあると思うんです。
山上徹也容疑者にしても、母親に対し言葉を浴びせ続けてものの、洗脳を解く
ことはできず、言葉の力に失望した末の断末魔ではなかったかと。
本来、凶弾を向けるべき矛先は母親だったはずだが肉親故、ためらったと。
恨みの矛先は、ます母親、そして教団幹部、それも教祖に向けてだが
それも叶わず安倍元総理がとばっちりを受けた格好に。
たしかにテロリストを英雄に祭り上げてはいけないのは当然だが、
いくら言葉を駆使しようとも、2発の凶弾の威力はすさまじく、事件から数か月で
連立を組むK明党母体”S価G会”に配慮してか、ザルもザルの抜け穴だらけの欠陥
だったとしても、被害信者救済法案なるものが法制化する運びになりました。
なれば被害信者にしてみれば、山上徹也容疑者を英雄視してしまうのはムリからぬこと。
政府要人を暗殺するなどは、まるで「5.15事件」のようで、これもまた一つの
「新たな戦前」と似てるのもまた、なんたる皮肉(因果)
いくら言葉を駆使し続けるよりも、一発の凶弾で世の中が大きく動くこともある。
いい方向にも悪い方向にもですが。
そんな山上徹也容疑者、近日中に起訴する準備中だと聞きました。
容疑者から”被告”になる。
起訴理由はおそらく殺人容疑でしょうが、刑期は何年くらいが妥当か。
求刑に対し、情状酌量の入る余地はあるのかが興味を引かれるところでもあります。
やはり太田光は優しすぎますし、それと比べりゃ私はかなり冷徹。
山上徹也容疑者はやったことを賛美まではさすがにしませんが、
彼が生きてきた人生を考えると情状酌量、同情はします。
最後に蛇足ながら、財務省から鉄板レベルのマインドコントロールされた岸田総理が、
統一教会の洗脳による被害者信者救済を法制化したという事実と皮肉。
おっと忘れるところでした、これで今年のブログは終了です。
ご覧いただき感謝するとともに、来年もまたよろしくお願いします。
そして最後、皆さま、よいお年を!m(_ _)m