富士・小山町須走のバス事故、事故車両の検分もそろそろ終わりか・・・ | 国道179号沿線住民とっ散らかりブログ

国道179号沿線住民とっ散らかりブログ

楽器もできない音楽好きのおっさんが
中坊並みの文章力で書いてるブログ。
撮影地:旧片上鉄道、吉ヶ原駅(2018年春撮影)

事故原因の情報もポロポロ出てきたらしい?
おおよその原因も、「ほぼこれだろう」と特定できそうなので取り上げる。

参考記事:制限速度2倍超で走行か 小山バス事故、制御不能で数百メートル

事故車のブレーキ系統に、致命的な欠陥があったというという報道は、今のところ
聞こえてこないということは、フットブレーキ多用によるフェード現象と、
エアタンク内の空気量低下によるブレーキ不全で間違いないと思います。

ブレーキが弱く利いていた可能性も…静岡・観光バス事故の現場に“タイヤ痕”
(2022年10月14日)



ここで問題です。

ブレーキをかける(踏む)と、どうしてクルマが止まると思います?
ディスクブレーキだとバッドで挟み摩擦で止まる、ドラムブレーキですとシューが膨らんで摩擦で止まる・・・
機械的現象でみるとそうですが、物理的に正解はこうです。

運動エネルギーを熱エネルギーに変換するから止まるんです。(^-^)
で、フェード現象とはですね、ブレーキが高熱になると摩擦係数が下がり、効きが悪くなる。
熱がこもって、うまく運動エネルギーへの変換がうまく行かないから止まりにくくなる。
乗用車では、ブレーキラインはオイルで作動するようになっていて、ブレーキオイルが
加熱すると、「ぺーぱろっく」といいまして、オイルが沸騰して気泡が発生し
ブレーキペダルを踏んでもスッカスカになり作動しなくなる現象。

今回のバスのように大型車両ですと、オイルの代わりに圧縮された空気で作動させる
「エアブレーキ」というものが備わってます。
信号なんかで大型車が横に停まり、ブレーキを離す(緩解)と「プシュー」というアレ。
図解するとこういった構造、


エアタンク内の空気圧が下がると補充するようにコンプレッサーが作動しますが
フットブレーキを多用し過ぎると供給が追い付かず、エア不足による作動不良が構造的には起き得ますね。
ただ、そうならないようフットブレーキだけでなく、排気ブレーキというものがあります。
ディーゼルエンジンだと効きが弱いので排気内(エキゾースト)を強制的に閉じることで
一時的に排気抵抗を作り出しエンジンブレーキ効果を増す装置。
通常運転時に効いてしまうと燃費が悪くなるそうで、運転席にスイッチでON/OFFするようになってるそうです。
それにもう一段、ブレーキの効きを増すよう、駆動系(プロペラシャフト)に抵抗を増すよう
流体式、電磁式などがあるそうで、トラックのリターダーとは?

最近のバスにも、マニュアルでなくて「AT式」が多くなってるようでして
まさかとは思いますがこの運転手、Dレンジ入れっぱで急坂を下ってたってことは
ないでしょうね?
AT・Dレンジ+フットブレーキオンリーで富士山の坂を下ってたとか?
だとしたら、大型2種免許保有者のプロではあり得ない、ハッキリいます。

ヘタクソだし、知識がなってない!\(*`∧´)/
知識がないは犯罪です。(`Д´)
ブレーキはペダルだけではない、2重3重に備わってるもの、免許保持者なら座学でも
実習でも習い、扱ったことがあるはずなのだが、26歳だから経験不足とはいえ
知らなかったとは言わせませんよ!
知らずに大型免許は取れませんし、取れないはずです。まさか忘れてた?
普段、それらを知らずに”たまたま運よく運転できてただけだった”とか?
嘘でしょ?

私、”富士スバルライン(有料)”は走ったことがありますが、今回の事故の舞台
”ふじあざみライン”地図で見たら、つづれ折りになってて地図だけでも急坂なのがわかります。
通ったことはないですが、「だからこの運転手を非難するな」は違うと思います。
どのような道であっても、まがりなりにもプロの運転手なのですから事故を起こさない
技能・知識を備えてなければならず、この道のような難易度MAXであろうと事故を起こす、
ましてや犠牲者を出してしまうのはプロの仕事として失格です。

大型車運転したことはないですよ、普通免許しか持ってないから。
だけど急坂では(最後のマイカーはAT車)必ずギアはDレンジから1段・2段落として
走ってたものです。
外車だからATを酷使すると壊れるかもと言われてましたが、フェードして制御不能に
なるよりマシだと思ってますし、私が知ってる最高難易度の急坂「日光いろは坂」
そのように走って、全く問題なく下ってきましたよ。
おそらく”ふじあざみライン”より難易度高いと思う”日光いろは坂”たしかにすごい坂でした。
そんな有数の観光地の”いろは坂”、観光バスがガンガン走ってるはずなのに
ブレーキがフェードしてコースアウトしたって話は聞いたことがありません。

そういうことです。
大型免許はなくとも、”まがりなりにもペーパー2級自動車整備士”の私でも
排気ブレーキの存在は、座学で知ってましたから。
(リターダブレーキは知らなかったが、(/ω\))



↑、数少ない自慢です、(・・;)


後出しじゃんけん的ではありますが、”火のない所に煙は立たぬ”とも言います。
この観光バスの運営会社、あまり評判がよろしくないようで・・・

参考記事;美杉観光バスの評判がヤバい、「危険運転・煽り運転・強引幅寄せ」