
中国地方の各線の歴史と成り立ちを紹介してる本です、ザックリいうと。
現状の路線さけでなく、廃線になった線や途中で敷設を断念した未成線ももれなく網羅。
鉄道に再び覚醒して数年、ここのところ廃線跡を歩くようになって、なんとなくですが
面白味がわかってきたように思います。
読んでて行きたくなった廃線跡、可部線の北、三段峡駅までですかね。
そして廃線跡の観光資源としての活用法、熱心なところでは片上鉄道のような動態保存
線路が残ってればトロッコ、自転車で線路上を移動するところもあり、それらは「愛」なくしてはできないと思うように。
それは地元愛だけではないがその反面、地元民が路線に対してなんら愛を感じない、
あってもなくてもよいと考える人が大半ならば、廃線やむなしでしょうし、
私が真っ先に思い浮かべたのは「三江線」でしょうか・・・
NHKだったか、沿線住民にインタビューした映像を観たのですが、そこに愛はなかったですね。
あってもなくてもいい、廃線になろうがさほど影響もないし、そもそも利用してない
という人がほとんどでした。
三江線に愛がない、それは廃線後にも見られると思うのは、廃線後の施設の扱い。
どの駅も立ち入り禁止、管轄のJR西が厳重に柵を設けてあからさまに入らないよう
警告を発し、あの有名な高い場所にある駅、失念してたのでググった「宇都井駅」
なんて、過疎後にありながら使いようによっては観光施設(ランドマーク)にも
なりうると思うんですが、誰一人として町興し・村興ししようと動かない。
よってたしか「宇都井駅」へは、一歩たりとも入れなくなってたと記憶してます。
地元民に見離された路線は、過疎地ならばなおさら、あっという間に朽ちていきます(廃線)
そして今のような状態が続くならば、
次の廃線候補は間違いなく芸備線(備中庄原~備中神代間)かと思います。
必要とされたない空気は「鉄道ジャーナル誌」の取材記事でひしひしと感じました。
高齢者の免許返納も話題に上がってますが、鉄道がなくなれば過疎地であればあるほど
あっという間に人はいなくなります。
公共交通機関もなし、免許もなしでは高齢者はとてもじゃないが住み続けることなんて不可能。
「ポツンと一軒家」なんて番組もありますが、あれを鵜呑みにすることはできないね。
毎週欠かさず観てますが、私にあの生活はムリ。
”適度の田舎”が一番住みやすい。(^-^)
人口が減っていくのですから仕方がないとはいえ、鉄道路線距離って今後
減ることはあっても延伸は「ひたちなか海浜鉄道」のようなレアケースを除いて
そうそうあるものじゃなく、一日でも長く延命できるよう”愛”を持って慈しみたいなと
考えるところです、m(_ _)m