中藤 玲 著 『安いニッポン 「価格」が示す停滞』 | 国道179号沿線住民とっ散らかりブログ

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楽器もできない音楽好きのおっさんが
中坊並みの文章力で書いてるブログ。
撮影地:山陰本線・東浜駅付近



前回、日本が買い負けしてる話を書きました。
今回もその続きのような話題なんですが、根本の原因は所得が増えないから。
なぜ所得が増えないのかは色々な問題があるのですが、大雑把にいうと企業が
付加価値をつけるよりも安直に、中国と価格競争すべく、1円でも安く作って売る方向を選んだからで
それがいつの時代か?と問われると、冷戦終了後の非正規雇用の大幅緩和くらいでしょうか。
”メイドジャパンのエルメス化”を目指すより、1円でも安く作るほうが楽ですからね。
企業が体質改造・構造改革を諦め、一番楽で安直な方向を進んだ結果のなれの果てが今。
単純労働は非正規に任せることにし、自社で人材育成をすることも止めた。
必要ならば他所から引っ張ってくればいいと”その時は”それでもよかったのだろうが
給与の出し惜しみ?が身に沁みついたせいか、そんな人材も外資にも買い負け、
挙句の果てに、自社員が外資に引っこ抜かれてしまうジリ貧状態に。(^O^)
引き留めようにも、引き抜きのギャラが払えるはずもなく、「頑張れよ」と見送るのが精々。

かといって大企業にカネがないわけでもない。
それどころか、バブル崩壊前より余剰資金(内部留保)は積みあがってて
人材育成に使うでもなく、設備投資するでもなく、”将来のぼんやりとした不安”から
守銭奴の如く、ただただ積み上げてるだけというね。
せいぜい配当金の上積み、自社株買い、外国企業の買収←これがまたよくヘタ打つのが
日本企業らしいのだが。ヽ(・∀・)ノ

先週号の「週刊ダイヤモンド」でしたでしょうか、野口悠紀雄氏のコラムでは
ドルだけでなく、円が安すぎると主張(悪い円安論)、金融緩和政策(ゼロ金利)を止めたらどうか?
正直、この人は新自由主義論者なので好きではないですが、この意見には私も同意で、
単純計算ですが、購買力平価(ビックマック指数)でいいますと、「1ドル=80円前後」が妥当、
今日現在115円ですから、どれだけ円が売られてるかというね。

『円高悪玉論』も今は昔、90年代と比べても海外生産が進みましたからね、
これ以上円安にシフトしてみたところで、劇的に輸出が増えることもなくなった。
嘘だと思うなら調べてみてください、さほど増えてませんから。
食糧・資源価格が上がってますから、このままいくと貿易赤字が膨らむだけ、
赤字が増えれば増えるほど、また円が売られ(日本売り)物価が上がる。
インフレ目標と言ったところで、資源価格の上昇は企業の収益にはほぼマイナス要因ですので
給与所得が上がるどころか、むしろ下がる。

日銀総裁前任者の「インフレ絶対拒否、円高誘導の白川氏」もイカレてたが
現任の黒田総裁も、そろそろ任期が切れる頃ですし、もう辞めていただけませんかね?
また再任にでもなった日にゃ、日本が沈没するんです。
頼むから、辞めてぇ~、m(_ _)m 
実力不足です。


最後に一つ、日本で一番高い地価は銀座界隈ですが、宅地で一番の上昇率だったのは
どこかわかります?
ヒント:東京などの都市圏ではない、意外な場所なんですが・・・

答え:1位はなんと「宮古島」
2,3,4位が「北海道・東広島市(新ドーム球場周辺)
そして5位もまた北海道ですが、札幌じゃなくて『俱知安』といってもピンと来ないかな?
「ニセコ」といえばわかってもらえるかな?
そんなニセコ、地価も上がり持ち家・土地所有者には恩恵もあるでしょうが
家賃や物価も急上昇、行き過ぎたせいか日本人が住めなくなってきていて
不動産を処分して引っ越す人、上がり続ける家賃に耐えかねて移住する人が続出してるようですが
宮古島にしろ、ニセコにしろ、「誰が買っているか?」ですわ。
間違いないのは、日本人ではないこと。

最後の最後に、参考のための動画を貼っておきます。



ついでに、こんな面白いものを見つけたのでオマケで貼っておきますね。(^-^)




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