白井聡著『主権者のいない国』(マスゴミ編) | 国道179号沿線住民とっ散らかりブログ

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前回もですが、中断する文章の段をやや間違えたようで、↑から2行分重複するところから
引用の続きの始めます。

>「安倍」こそが「令和」の生みの親であるというアピールが盛んにされたのである。
それは国家の象徴的次元における「私物化」に他ならなかった。


この続きから始めます。

>かくしてモラルは崩壊し、政治の場、国家機構そのものが政官財学(者)メディアで跋扈する
背広を着た強盗どもによる公金の分捕りあい合戦の空間と化してきた。
新型コロナ対応のための補助金支給業務においても、この腐敗は鮮やかに現れた。
私物化の原則は権力の頂点から発し、恥を知る者を除く万人も私物化競争へと
誘い出していったのである。


>相も変わらずテレビのワイドショーは、次期総理は誰だの、小泉進次郎がどうのこうの
といった愚にもつかない政局談義を垂れ流している。
おそらくテレビ局は、自分たちの分身と視聴者が、どこまでの愚物になり果てることができるのか、
人間の限界に挑戦しているのであろう。
日本の再生は、こうしたジャンクな光景を一掃することなしにあり得ない。(了)



今日はやや短めになってしまいました。
文面のキリがいいので今日のところはこれで終わりですが、本日やっと読了しました。
で、ここで書評を簡単に。

前半の国内政治から世評の章はキレッキレで膝を打つ場面も多く、禿同でしたので
こうして丸々引用し、是非とも読んでいただきたく紹介してるのですが
沖縄の章はまだいいとして、朝鮮情勢から論理がやや破綻してるように感じました。

ソ連崩壊以降、東西冷戦もひとまず終わったものの、日本としては米軍には残っておいて欲しいがため
長期間休戦中の朝鮮戦争は終わってほしくないとする説はどうなんだろう?
朝鮮戦争が終了し半島が平定、南北和解すると米軍が駐留する必要性がなくなるだって?
この本の不思議なところは、中国について一切触れられてないこと。
日本が朝鮮戦争終結を望んでないとするなら、中国だって朝鮮半島が和解・平定することを
望んでいるとは到底思えないんだな。
和解するということは、北朝鮮が金正恩体制のままチコッと資本主義化するってことでしょ?たぶん。
中国にしてみれば緩衝地帯としての共産主義のままの北朝鮮でいて欲しいと考えてるからで、
中国込みで理論立てすると著者の主張とはズレが生じるからねえ。
ただ、あとがきは秀逸で、また丸々引用し紹介したいと予定しています。

だた、今日ニュースがありました。
米軍駐留の”思いやり予算”毎年1兆円超えだという。
おそらく日本側から言い出したことかもしれないが、先日の青森での米戦闘機緊急着陸及び
燃料タンク切り離したものが、民家すぐ近くに落下し危うく民間人に被害が及ぶ危険性があった
にもかかわらず、捜査も日本が一切手が出せなかったことを考えると
日米地位協定を見直そうとする気がそもそもないことが白日になったことは収穫だったか。

ヘタレ安倍ごときが「台湾有事は日本有事であり、日米同盟の有事でもある」という発言を
恥ずかしいという感覚がないのかね?
台湾が中国から攻撃を受けた、「さあ米軍さん、張り切ってどうぞ!」って言うだけのような構図
しか見えてこないんです。
『虎の威を借りる狐』、バックに米軍がついてるからデカい口叩いてイキってはるかと思うんだが
実際、台湾が戦闘状態になったとして本当に米軍が出張るかどうか・・・
出なかった場合、日本が先陣を切ることになりはしないか?

これは台湾じゃなくて尖閣諸島だったら本当に米軍が沖縄から出陣するかって?
尖閣諸島にが中国が武力で占領しました「さあ米軍さん、張り切ってどうぞ!」って言うかね?
このケースでは出ないでしょうし、出ないとしてこれまでの思いやり予算のコストは
見合ったものなのかな?
そういう諸々な問題をすっ飛ばして無責任に軽口を叩いていらの挑発をするのはいかがなものか?
それも岸田ではなく”元総理”がです。m(_ _)m



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