ひと昔前の不正車検といえば、違法改造車の車検通しがほとんど。
町の工場の民間車検場に、どっからどう見ても違法改造車とわかるクルマの不正車検が相場でした。
今ではとんと見なくなった、”竹槍出っ歯のチバラギ仕様”やシャコタンのようなやつ。
が、そんなのが正規ディーラーに出入りできるはずもなく、読んでみると検査項目の手抜きがほとんど。
トヨタの社長が旗振ってたみたいだね、時短車検を推進してたって。
時間当たりの収益・生産性を上げる算段だったのだろうが、こういうのは当然
どこかでムリが生じるもので、案の定ってところでしょうか・・・(^O^)
私も1年だけですが、その業界に身を置いた者として興味深く読んでみましたが、
何ら変わってないね、30年前より多少マシにはなったのだろうが、構造自体は旧態依然だから
このようなことが起きるのは、”ある意味必然”な気もします。(-_-;)
要は、儲からない→儲からないから給与が安い・使い捨て、問題を放置→人がいなくなる
→ムリを通すなら手を抜くしかない。そういうことですわ。
ネタ記事:自動車整備士の志願者激減、現場で人材の奪い合い
ずーーーーーっと、人を使い捨てにしてきたんですよ。この業界は。
構造自体がおかしいのを放置し続けた当然の結果です。
諸問題は色々あるんですけどね、客の言いなりだとか、etc・・・
こういうと無責任に聞こえるかもしれませんが、そうはいっても最近のクルマはほとんど壊れない。
車検項目の手抜き、それ自体が即問題になるってことはほぼないと考えてます。
昔は車検の仕事ってドル箱でしたから、客の取り合いだったんです。
なので客からのムリな注文も聞いてきた。
過当競争な状態だったんです。
それが人手不足で台数がこなせなくなってきたということは、ムリしてまで取ってくる仕事ではなくなった
ということでしょうか。
ならばここらで提案ですが、新車からの車検は現行3年から1年延ばして4年にしたらどうだろう?
2回目は3年後にして車歴7年目にするってのは。
クルマ離れの原因の一つに、車検代が高いというのがあります。
正確には車検時に一気に降りかかる税金の高さなんですが、車検の頻度が減らせれば
多少なりとも維持費軽減になるってもんでね。
昔は新車でも車検は2年後だったのが、1年延ばすというだけで業界から反対の嵐だったんです。
過当競争だったから。
それが今では、人手不足で台数がこなせないというんでしょ?
ならば今がいい契機でしょう、ある種の規制緩和です。
今のクルマってランプ類もLEDでしょ、4年くらいじゃ切れませんよ。
廃ガス濃度だってアイドリングに近寄ってみても、排ガス特有の匂いもしない。
ましてやアイドリングストップ機能付きが標準だし、ブレーキの利きだけ入念に見てりゃいいだけでね。
ま、ムリと通してでも生産性を上げるとこうなる、っていういい見本にはなったな。m(_ _)m
