木下 斉 著 『まちづくり幻想』 | 国道179号沿線住民とっ散らかりブログ

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楽器もできない音楽好きのおっさんが
中坊並みの文章力で書いてるブログ。
撮影地:山陰本線・東浜駅付近



読み始めていきなり出鼻をくじかれます。
ふるさと創生ってやつは、そう甘いものじゃないのだとカマをかけて来ます。
典型的な失敗パターンを取り上げ、ほぼ補助金ありきで行動するとまず失敗するという。

市域振興の活動に補助金が付くと聞くと、安易に計画書を作成して給付を受ける。
が、そこから先がどんぶり勘定というか、行く末はノープランだったりする。
で、使い切って終了。
その事業が成功するかどうかは関係なく、もらえるもんをもらって終わりというのが
多いのだそう。

安倍政権だったか、地域創生事業で手厚い補助金を地方自治体に出すという制度。
大抵の自治体はなにをしていいのか思いつかないから、東京のコンサルに打診、
そのコンサルにしても、あまり本気ではないから適当に計画を立て
少なくないコンサル料をふんだくってサヨナラ。
地方のためにと思って給付するも、東京のコンサルへ還流するという悪循環。
カネがないなら知恵を出せってことだが、知恵がないヤツに限って
「カネがないからできない」と言うが、あったらあったで最初に全部使ってしまうんだってね。
試験的にという発想はなく、いきなりハコモノを建て、市場調査もなしに量産してしまう。
結果、不味いから大量に売れ残り在庫を抱える、で、終わるというパターン。

ウチの市もそうだけども、できる人物ってのは田舎にはそう居ないもんです。
居ないなら育てればいいんだけど、そもそもその発想がない自治体も多いらしく
多額のコンサル料払うくらいならば、そのカネで育てればいいんだけど
そうも言ってられない場合、できる外の人(地域外出身者)を公募するんだが
なぜかここで手のひらを返したようによそ者扱いしたりして。
世代交代やいうて長老が引っ込んだかと思うと突然しゃしゃり出て、安い報酬で
アゴでこき使うようになりイヤになり出ていき元の木阿弥だとか、枚挙に暇がない。

読んだ感想、よほどの情熱とアイデア、ノウハウを持ってる人がいない限り
地域振興なんてのはそう易々とは進まないってことは理解できた。
補助金が簡単に出るってのがよくない、補助金目当てに始めて十中八九ドブに捨てる羽目に。
税金の無駄遣いならばいっそ、ないほうがまだマシというもの。
こういっちゃなんだが、地方なんてのはそんなもの。
バブル期に当時の竹下総理が各市町村に1億円配って回ったというやつ、
有意義に使えた自治体がどれほどあった?ということですわ(笑)

似たような話では『企業誘致』、工場を誘致するために地方自治体がこぞって
工業団地を造成したものの、誘致に成功するのはまだマシで、供給過剰で埋まらないケースの
ほうが多く、誘致したものの結局安い報酬で働かされ地元にはほとんど落ちずに
免税期間が近づくと工場を閉鎖し海外へ移転ってよく聞きませんか?
いくら誘致したところで、”本社機能が移転してこない限り”、カネは地元に落ちない(笑)

少し前に話題になりましたね、『竹”中抜き”平蔵率いるPソナ』が淡路島に移転、
淡路島が発展するというニュース、それこそが『幻想』というものでして
本社機能が淡路島に来るって話じゃなく、安月給の契約社員寮ができるっていうだけで、
契約ですから期間が過ぎ、再契約されなければ淡路島から出ていく。
竹”中抜き”平蔵らしいっちゃあ、らしいんだが(笑)

結局のところ、地場の企業を地域で盛り立てて儲けてもらうのがベター。
それができないと”思い込んでるから”誘致に血道をあげるのだろうが
地元民を安くこき使われて終わり。

工場誘致にも失敗して、空き地だらけの工業団地、このまま雑草を生やしてるだけの
休遊地にしてるのはもったいないので、太陽光パネル置いてませんか?(^-^) 

竹”中抜き”平蔵の名前が出たのでついでに書きますが、筆者は少子化対策の
最後の機会は、ミレニアム前後の団塊ジュニアが結婚適齢期だった時代
ちょうど就職氷河期が到来、小泉&竹”中抜き”コンビが非正規雇用制度を大幅緩和、
”ワーキングプアの大量生産”に成功と同時に、最後の少子高齢化対策が潰えたと指摘
していたことを最後に、約250ページ分をギュッとし、思いつきで書きなぐってしまった
ために、ダラダラととりとめのない文章になってしまったことをお詫びしつつ、
ここで締めたいと思います。m(_ _)m



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