その話題自体に気力が失せて「飽きた」というほうが正しいですね。
昨日2本目のネタの最後に触れました、ある店主の「こだわり」についての話、気力が失せないうちに
触れておこうかと思いましてね。( ・ω・)
先週放送された番組ですので、観られた方もいるかもしれませんし、まだ「tver」で視聴可能なのでね、
かなり端折りますが、23区でも東方向の荒川に近い立地にある焼肉屋を営む東南アジア人。
ご多分に漏れずこのコロナ禍において来客数が激減、テイクアウトの焼肉、ステーキ弁当を出すも
その値段1500円。
周りに300円弁当を出す中、いい肉使ってるとはいえ荒川地域の下町で1500円の弁当、そう売れるもんじゃない。
提供する肉のレベルを落としなくないというのが店主のこだわり、とはいっても下町の立地、
原価率56%では儲けるどころか、赤字の垂れ流し。
ピークは6軒経営してた時期もあったというが、A5ランクで勝負ってのは、港区か渋谷、
世田谷の高級住宅地ならいざしらず、荒川流域でやるもんじゃない、基本が間違ってる。
たぶんね、6軒経営してた時期の成功体験が忘れられないんだろうね、経営者がよく陥る罠ですわ。
冷静になって振り返るとそれは、『たまたま運良く時流に乗れた』だけの話でね、
それを自分の手柄のように刷り込まれてしまったがために、間違いをあらためられないんだろうな。
そもそも「こだわり」を主張する割に結果がついてきてない時点で間違っとることに気付かな。
客入っとらんがな。
コロナ禍で飲食店はことごとく不振ながら、焼肉店だけは元々換気が進んでることもあって業界内では調子がよく、焼肉店に転業する店も多いと聞きます。
これまでの負債が4桁万円、もうすぐ5桁万円で、毎月2桁万円の赤字だといいますから
もう長くはないと思いますね、残念ですが。
こだわる割に客が入らない、それもそのはずで、こだわりといえば聞こえはいいものの
客にしてみりゃ、そんなもんは店主の独りよがりで迷惑でしかなくね、
客は店のこだわりなんてどうでもよくて『食べたくなる美味しいものをお値打ち価格で食えればそれでいい』
昔、塩ブームみたないものがありましたね。
出されたら最初は「塩を付けて食え」と、「食材の味を楽しんで」みたいな食通ぶる押しつけ。
誰だっけな?言い放ったね。
『食材の味などどうでもエエ、好きな味付けで旨いと思うものを食べたいだけなんや』と。
あまりに焼肉が出ないので、試しにタンドリーチキンカレーを試験的に作ったらことのほか美味しく
「店で新メニューで出したら?」という提案に「焼肉店でカレーを匂わせたくない」とほざく。
そんな言ってる場合か?と呆れましたわ、まずは借り入れを減らすのが一番だろうと。
そんな店いっぱいありますよ、寿司屋なのに趣味で作ったラーメンの評判がよく
カウンターがある寿司屋なのに、出るのはラーメンばかりというような
『本業は〇〇屋なのに、売れるのはまるで違う〇〇』みたいな飲食店。
江戸時代から続く老舗も、その時代時代に応じて微妙に味を変えていったり、新メニューを出したりと
食えていけないこだわりより実を取り”進化”、いや、今風に言うと『変異』かもしらんな。
まずは生き延びんと。
コロナウイルスだって生き延びるために必死で体質改善という変異して、少しでも取り憑こうとしてるのに
どうでもエエこだわりに執着していては、いづれ変異を頑なに拒否した「天然痘ウイルス」の
ように、あっという間にこの世から駆逐されてしまう運命になったことを学んだほうがいい。
「こだわり」ってのは「プライドの裏返しのようなもの」かもしれないな。
捨ててしまったほうが楽になれるのにね、自分が求めてるものと人は求めるものが大きく違うって
ことはよくあることでね。
「強いものが生き延びてきたんじゃない、変化を受け入れたものが生き延びてきたのだ」とも聞くしねえ。
(^-^)
本音は、見ても行ったこともない遠くの赤の他人の店がどうなろうと知ったこっちゃないのだが
トーシロの私でもすぐに分かる「潰れる店の法則」みたいなものが、手にとるように
TV画面から伝わったのでね。
それに頑なな態度ってのが、これほど人をイラつかせることを学べたのもよかったなと。(^-^)
