表題には「カネに”使われる”人生」と書きましたが、正確には「カネに振り回される人生」
そりゃー、どう考えても「カネを使う人生」がいいに決まってるが、そうはならない。
その境界線はドコか?そしてその分岐点は?
それを考えさせられる事件が先週、『タクシー6人死傷事故 運転手 くも膜下出血を起こしていたか』
4日午後7時すぎ、渋谷区笹塚の甲州街道で、タクシーが横断歩道を渡っていた歩行者を次々にはね、近くに住む49歳の女性が死亡したほか、小学生の9歳の男の子を含む5人が重軽傷を負いました。
この事故に際し、息子さんがインタビューに答えています。
文春オンライン:73歳運転手の息子告白「謝っても謝り切れない。病気の兆候はなかった」ローン返済で正月も出勤
感想として、たとえ急病による発作を発症したとしても停まることはできなかったか?
動き続けたことで結果、死亡事故を起こしてしまったという”不運”?に見舞われてる?
引用しますと・・・
>事故を起こした運転手は、「自宅のローン返済に追われていた」という。
>自宅は東京ではなく、関東近郊。奥さんをその自宅に残して、東京での単身赴任はもう30年くらいになる。
3人の子供を育てながら、40代で地元に念願のマイホームを建てた。
奥さんは専業主婦で、彼は毎月の給料から生活費を仕送りしながらローンの返済をしていた。
>数年前に義母が倒れた時は、地元に戻って土木建築の仕事をしていたと聞きました。
とはいえ、土建の仕事は重労働で高齢の身には辛かったようで、義母が亡くなった後に東京へ戻り
以前勤めていたタクシー会社でまた働くようになりました。
『地元でタクシーの運転手をしても稼ぎにならない。東京の方が稼げるし、道にも慣れていて
自分に合っているから戻ってきた。ローンがもうすぐ終わるからそれまでは東京で働いて、
ローンが終わったら地元で妻とゆっくり暮らすのが夢なんだ』と言っていました」(同前)
>昨年、奥さんの体調が悪くなり、入退院を繰り返していたそうです。(中略)
東京へ戻ってきたのが11月頃で、『お正月は働いて、1月10日くらいに地元へ帰るんだ』と。
ただ奥さんは昨年暮れに退院したけどその後の経過がよくなくて、すぐに再入院しています。
ローンや生活費に加えて病院代も稼がないといけないと、無理をしてしまったのかもしれない」
>「回復の見込みはほぼないと言われています」
事故後に病院へ行きましたが、まだ意識も戻っておらず、本人は何も考えられる状態ではないです。
病院の先生からは、回復の見込みはほぼないと言われています。
年齢的にも、どんなにうまくいっても植物状態を免れるのが精一杯ではないかという見立てです。
今は集中治療室に入っています。
なんという人生でしょうか・・・カネが足りないばかりに『カネに振り回された一生』
ではなかったか?
あと少し、ホンの少しでもいい、カネに余裕があればタクシー運転手しなくても、
人を轢かずに済み、平穏な老後を送れたはずなんです。
カネが足らず、73歳でも働いてるということを考えると、年金も受け取ってないんだろう、
そして病状を鑑みるに、受け取らないまま終わる可能性が大と想像します。(-∧-)
こうはなりたくない、その一心で、もがいてる(画策してる)のが現状の私。
この事故の数日前、このような記事を読んだので、余計にこの人のことが気になって。
「国民の8割は65歳を超えても働きたい」なぜそんな統計結果が出るのか
この記事の内容のとおりだと思う、働きたいんじゃなくて『働かざる得ない』
2019年10月の安倍首相(当時)の所信表明演説、こんなもんは嘘っぱち
誰がこんなのを吹き込んだのか?が謎。
引用します。
>65歳を超えて働きたい。8割の方がそう願っておられます。
高齢者の皆さんの雇用は、この6年間で新たに250万人増えました。
その豊富な経験や知恵は、日本社会の大きな財産です。
>8割の人が65歳を過ぎても働きたいという政府の認識
政府は将来的に70歳までの雇用を企業に義務づけようとしている。
これは火を見るより明らかである。そして、なぜこのような政策を政府が推し進めているかというと、
その大前提となっているのが先述の「高齢者が高い就業意欲を持っている」という認識によるのである。
しかし、ここに一つの大きな疑問が生まれてくる。
すなわち、本当に70歳まで継続して会社で働くことが日本国民の望みなのか、という率直な疑問である。
そもそも、8割の人が65歳を過ぎても働きたいという政府の認識は、明らかに人々の実感と
ずれてはいないだろうか。
はたして人はこんなにも歳をとってでも働きたいと思っているのだろうか。
このままでは日本の経済や財政がもたない。
だから、国は高齢者を働かせることで日本が抱える問題を解決させようとしているのではないか。
今、高齢者の就労に関わる政府の主張に、多くの人が強い違和感を抱いている。
>42.0%は「働けるうちはいつまでも働きたい」
何歳まで働きたいか。そう聞かれればあなたは何歳と答えるだろう。
定年である60歳までは働き、その後は悠々自適の老後を送りたいという人もいれば、
再雇用の区切りである65歳までは働いてもいいと答える人もいると思う。
今の時代、働くことを苦にしない人であれば70歳くらいまでは働きたいという人もいるかもしれない。
逆に定年をまたずに今すぐにでもやめたい。そういう意見もあるのではないか。
>生活レベルが同じなら、半数近くが「今すぐやめたい」
リクルートワークス研究所「全国就業実態パネル調査」において、現在就業をしている人に対して
「働かなくても今と同じレベルの生活が続けられるとしたら、仕事をやめたいと思いますか」と
尋ねたことがある。本調査が先の調査と決定的に異なる点が、
「働かなくても今と同じレベルの生活を続けられるとしたら」という前提を付している点だ。
同調査を集計してみると、全年齢で「強くそう思う」と答えた人は20.8%、
「そう思う」と答えた人は25.9%にのぼった(図表2)。
同じレベルの生活が続けられるのならば、
定年を待たずして今すぐにでも仕事をやめたい人が半数近くいるのである。
同調査においても、60歳以上の年齢の人に対象を絞れば仕事を辞めたいという人は減ることが確認される。
どうやら、高齢者の方が比較的に仕事に対して肯定的な感情を有している人が多いことは確かなようだ。
とはいえ、60歳以上の人に対象を絞っても「全くそう思わない」と答えた人は全体の10.5%、
「そう思わない」と答えた人も27.6%に過ぎなかった。
お金にかかわらず働きたいという人が少数派であることには違いないのだ。
私たちはいつまで働くのか
しかも、これは就業している人に限定した数値である。就業意欲が低い人は既にやめてしまって
サンプルから脱落しているだろうから、この数値は実際の感覚値よりも高めに出ている可能性が高い。
この結果をみると、8割の人が高い就業意欲を持っているという主張には違和感を覚えざるを得ない。
どうやら、世の中の人は、高い就業意欲を持っているから高齢になってでも働きたい
わけではなさそうなのである。そうではなくて、
生活のために収入を稼ぐ必要があるから、多くの人は高齢になっても働きたいと思うのだ。
>おそらく、これが高齢者が就労するかどうかの選択肢に直面したときの実際の姿なのだろう。
これをもって、高齢者みなが高い就業意欲を持っていると評するのは、あまりに無理がある。
もちろん、仕事が生きがい足りえないものだと言うつもりは、毛頭ない。
実際に、3人に1人の高齢就業者は、生活水準が変わらなくとも働きたいと思っているのだから。
しかし、高齢者の労働を美化するような世の中の風潮には強い疑問を感じるのである。
>将来の私たちは「働かねばならないから働く」
超高齢社会の日本において、その経済・財政の状況が危機的なものとなっていることは周知のとおりである。
つまり、「働きたいから働く」というメッセージはまやかしにすぎないのである。
将来の私たちは「働かねばならないから働く」のだ。
こうした中、これまで勤めてきた会社で高齢者に現役世代と同じ仕事をさせることが、
未来の日本のあるべき姿だとは思わない。
経済が厳しい状況下にあっても、高齢期における安穏とした生活を私たちは守り切らねばならない。
高齢者が増え続ける未来において、安易にこれまでの会社で継続雇用を促すべきではない。
経済のために働き続けなければならないという未来が、超高齢社会を迎えた日本における
避けられない姿なのだとすれば、より多様な働き方の選択肢を示すことが必要なのではないか。
引用しすぎてダラダラ長々になってしましましたが、多くは居ないであろう
この文を読まれた”ごく少数の読者さん”は、どうお感じになられたでしょうか?m(_ _)m