中野信子 著 『サイコパス』 | 国道179号沿線住民とっ散らかりブログ

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楽器もできない音楽好きのおっさんが
中坊並みの文章力で書いてるブログ。
撮影地:若桜鉄道、八頭高校前~因幡船岡駅間


この本、人気があるんで、やっと順番が回ってきて
読むことが出来ました。(・・;) 
サイコパスという人間にとても興味がありまして、というのも
周りに、また今まで出会って来た人の中にも誰一人該当しなくて
見たことも聞いたこともなくて全く未知の人種だからで
私とは全くの対極の住民なので。というのも・・・

掲載されてる『サイコパス度チェック』を軽くやってみる、
案の定、サイコパス度ゼロ、当然の結果ではあります。
人の意見にすぐ左右される、共感をすぐにしてしまうし
もらい泣きも、痛い映像を見ると我が事のように痛がるし
ヘタレでビビリ、ノミの心臓で弁が立たないこと人一倍。

この真逆がサイコパスですが、誤解している向きもあります
サイコパス=犯罪者と思っている人も多いんじゃないでしょか。
サイコパスの中にも。勝ち組のサイコパスと負け組のサイコパスが
存在していて、究極の勝ち組サイコパスが「スティーブ・ジョブズ」
と囁かれてますね。
負け組のサイコパスは犯罪者の中にイッパイいますので割愛
しますが、例えば「後妻業の女・筧被告」は典型例でしょうか?
そんなサイコパス、結構な割合で存在しているみたいで
日本人では100人中0.7人前後で1%弱、欧米ではもう少し多くて
4%ほどの割合で存在しているらしい。

サイコパスの研究って、あまり進んでないんですって。
というのもこれは社会的適応性の問題ですので動物実験が
やりにくく、マウスをサイコパスに細工してどうこうできない
でしょ。
どうしても人間相手にサンプルを集めてって時間も費用も膨大
なんでデーターが取りにくいのだそう。
で、サイコパスって先天性のものなのか、はたまた後天性か?
答えはその両方、遺伝でも見受けられますが、それでも後天性の
法が多いのかな?
幼少期の家庭環境・育てられ方に大きく影響を受ける傾向があり
DV、性的虐待やネグレストなどで健常者とは脳の構造が違って
くるのだそうで、サイコパスの場合

1:扁桃体の活動が低い
2:眼嵩前頭皮質や内側前頭皮質の活動が低い
3:扁桃体と眼窩前頭皮質や内側前頭皮質の結びつきが弱い

扁桃体の異常は「感情の欠如」に関わり、前頭皮質の異常は
学習や情動を抑えるといった認知に関わると考えられ脳画像の
研究から

1:脳梁の拡大
2:海馬後部の体積減少
3:海馬前部の非対称性(左より右のほうが著しく大きい)
4:前頭皮質の灰白質の容積減少  が示唆されていて

この内3と4は、負け組サイコパスに見られあるもので
勝ち組サイコパスには認められていない。

社会性不適応からサイコパスの存在が邪魔だとするなら
駆逐されて絶滅されてもおかしくないが、実際は結構な数
生き残っていることをみると『それなりの存在意義』がある
からにほかならず、災害などの天変地異や戦争などでは
恐怖心も皆無で率先して先頭に立ちリスクを恐れず突き進む
にはサイコパスが向いているわけで、混沌とした状況では
必要悪な存在なんでしょうが、それとは裏腹に平和な世界では
負け組サイコパスは特に迷惑な場合が多く、
犯罪を犯したところでそもそも反省などしませんし、思い刑罰を
科したところで抑止力にもなり得ない。
サイコパスの前では、死刑廃止の論議など虚しいばかりで
そもそも死など恐れてないのがサイコパスなので・・・m(_ _)m