リトル・マエストラ | 国道179号沿線住民とっ散らかりブログ

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楽器もできない音楽好きのおっさんが
中坊並みの文章力で書いてるブログ。
撮影地:若桜鉄道、八頭高校前~因幡船岡駅間


深夜放送にたまたま見つけて録ってたものをようやく掘り起こして
やっと観た。
有村架純・主演映画というわりにはこの映画の存在を知らなかった。
まだ世に名が知れる前というのもあろうが、冒頭いきなり蟹江敬三
が出てきたのにはびっくりした。
どうやら最後の映画出演作品になったみたいだ。
が、それにしてもです、なぜこの映画を知らなかったのか?
興行的に数字が取れなかったのか、それとも・・・と思って観て
みると、わかった気がした。

ツマラナイのである。
他に釈由美子に前田吟など錚々たる知った俳優を並べてメンツは
申し分ないのだが如何せん、脚本・演出がありきたり?
一昨年だったか、似たような映画で西田敏行が主演で指揮棒を振る
のがあったが、そちらほうがよほど出来がいい。

北陸の小さな漁村に、こじんまりとした趣味に毛が生えたような
お世辞にも上手いとはいえないオケ楽団に、凄腕だと噂だけが先行
したところに迎えられた指揮者の有村架純、お互いのメッキが剥げ
ホンネでぶつかり合うことで意思疎通し成長していくという
ストーリー。
最初の15分ほど観てだいたい結末が見えてきてしまったのが
いけなかったのか、いや、そういう感じはかなりコスられた感満載
なのと、展開もなんだか古臭いんです「90年代か?」ってな・・・

後半なんだか強引に端折られて進み方が早いなと思ったらどうやら
TV版のためにカットされてたみたいだが、仮にノーカットだと
しても評価が上がることはなかっただろう。

これだけの手練れのメンツを集めてこの出来では実にもったいない
のがね・・・
もっと、やりようがあったように思えただけに惜しい。
「じゃあ、どこをどうやれば出来が良くなったか教えろ」と
言われても、ド素人の私じゃ、演出もどうしていいのやらですが

地方の小さな漁村の小さなオケの小さな成功にほっこりする映画
っちゃ、そうなのだがそれにしてももう一つ「何かが欲しい」と
思ってしまうのは贅沢なことなのか・・・? m(_ _)m