旬のデザイナーの1人でしょう、岡山出身の『水戸岡鋭治』氏
尋常じゃない仕事量が舞い込む売れっ子にもなると
それなりの価値観じゃないですが哲学を持つようになるんでしょうな。
これ読んで、彼の人となりをホンの少しだけですが知ったことで
彼をチョットだけリスペクトするようになったかも。(・・;)
共感(納得)した話を2,3個ほど
製品と商品は違うもので、商品を作ることを心がけて設計してきた
というもの。
彼なりの苦言でしょう、最近はどこも製品ばかり作ってるという。
以前、日本から飛び出していったものって高品質なものが多い。
カメラやクルマなど、最高なものを作って出していた昔と比べて
今のほうが高品質なものを作ろうとしていないように思えるという。
何が高品質だったかというと機能的にもデザイン的にもすごい、
そういう価値の高いものを作っていた。
今は日本で造っているものも韓国で造っているものも、中国も欧州も
さほど変わらない、オンリーワンのものじゃない。
N700系とくらべて、九州新幹線・800系は木だったり自然素材
を多用することで、かなりコスト高じゃないかと思われるが、
さにあらずでして・・・
「ななつ星」にしても、一つ一つパーツの発注交渉することで
コストダウンをしているのだそうで、それもまたデザイナーの仕事と
いうか、職人たちに対しては、「ななつ星に採用されて」という箔を
プラスすることでギリギリのコストでやっていただいたんだそう。
それと同じことで、800系新幹線もそのような発注方法で
コストダウンを達成
それに比べて、大手製造のN700は「これはいつものココ、
これもいつものあそこに発注ね」みたいに、大して交渉もせずに、
言わばどんぶり勘定なので、さほどコストダウンにはなっていない
んだそうです。
あとは仕事の流儀みたいなトコで
依頼先の注文は丸呑みしないでいうべきトコは言い、
また言われて丸呑みする発注元や職人とは話ができないとか
いい意味での『熱』が感じられない依頼先の仕事は受けないなど
JR九州の仕事をたくさんしてきたが、それだって話がわかる
『唐池社長(現:会長)』がいればこそで、彼でなかったら
ここまで仕事を受けていなかったと述べてます。
昨今の子育て持論や、駅舎を設計した経験からか、街(景観)づくり
までできることなら設計したいと。
根っから仕事が好きなのか、夢があっていいねえ~、m(_ _)m
