漫画「家裁の人」っていうのがあるんだってね、知らなかった。
著者はその原作者にして、只今末期ガン患者で闘病中らしい。
締め切りに追われてた頃の、酒と濃い目のコーヒー、そして
モクモクのハイライトが原因かと、心あたりがあるそうな。
さて、副題の「佐世保高一同級生殺害事件と少年法」と付いて
いるので読んでみたが、想定していたのとはだいぶ違った。
で、表紙の絵を取ってくるのに、尼に寄ってくるんだけど
この本、やたら評価が高かったが、私のとは真逆なんだな。
それほどのもんじゃなかった。(´・ω・`)
それでですね、少年犯罪の件数自体は減っていて、収容・矯正施設の
数そのものは減っていて、廃止や統合が進んでいるのだそう。
ということは、そこの看守や教員はリストラの対象となり
まさかとは思うが、少年犯罪者が増えないと自分が失職すると
祈ってはいないと思うが・・・(・・;)
ニュースや紙面では、とかく賑やかしていますが、発生比率が一定
だとするなら、少子化が進めば当然、犯罪件数は減る傾向なのは
自然なことでしょうね。
ピークが60年台だったとするなら、ちょうど団塊世代が少年期を
過ごしたのが60年台とすると、整合性はあるってことになる。
で、この著者、典型的なリベラル? おもいっきりの人権派、
時勢として、少年法の厳罰化を求める動き(私もそうですが)には
真っ向反対の立場をとり、むしろ教育・更生に重心を置くべきと
持論を展開、実際、10代も前半は再犯率が低く、10代も後半に
近づくに従って、再犯率が高くなる傾向があるん’だって’。
佐世保の事件ですが、著者自身が佐世保出身なんですって。
覚えてますかね? 「人を殺してみたかった」と、仲のいい同級生
を刺してしまった事件。
伏線として、小学校時代には給食に薄めた漂白剤を混入、
中学時代には父親をバットで殴って怪我を負わすも、
弁護士を生業とし地域の有名人ということもあったのか、
このことはもみ消し、刺殺事件の数カ月前、母親を病気で亡くすも
ホンの数ヶ月後には、父親が再婚と同時に一人部屋を与えられ
(体のいい厄介払いか?)そこが犯行現場になってしまった。
その後、父親は自殺してるんですね、たしか・・・
その被害者に向けて、優しく諭すように、そして遺言のような趣で
書かれてるのですが正直ね、この少女「サイコパス」ですし、
仮に精神障害にて無罪判決が出たとしても、シャバには出られない
確率が高いのにです・・・
その点で言えば、私って冷たい人間なんですな、どうも・・・
そもそも、反省できる気持ちを持っている=人間なんだとしたら
サイコパスは人間なのか?という疑問。
先だっての相模原の犯人といい、そこに暮らしてる知的障害者、
ん~、一言では言い表せられないな、非常に難しい・・・(-∧-)
結論は・・・あえて書きませんが、ただひとつ言えること、
この本、尼での評価ほどではなかったということ・・・m(_ _)m
