ヴェルメシュ 著 『帰ってきたヒトラー・上下巻』 | 国道179号沿線住民とっ散らかりブログ

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楽器もできない音楽好きのおっさんが
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撮影地:若桜鉄道、八頭高校前~因幡船岡駅間


読んだ感想、なんだか微妙・・・(´・ω・`) 

面白かったかようわからんのです、ある程度のドイツの世相・歴史を
知ってれば、もう少しは楽しめるんでしょうがね。

現代人と、70年前を生きた、しかも’ヒトラー総統’じゃあ元々
価値観が違いすぎて会話が成立しない、ってトコを楽しむ本なんだろうね。

それを端的に表してるのが「ユダヤ人を冗談の種にしない」
反ユダヤ主義のヒトラー総統に言わせれば「ユダヤの名を出すことすら
腹ただしい」という、真反対の立場なのに、その点だけにおいては
不思議と会話が成立してるというね・・・

大抵の映画は、原作より実写が劣ってる、特に邦画によくある下馬評
なんですが、この作品に限っていえば、映画・実写版(予告を見た限り
ですが)は、期待していいと思った、というか、余計に期待してしまう。

原作とは微妙にエンディングが違うらしいのですが、この本の終わり方
これもまたなんだか微妙なんです。
この手のタイムスリップものだと、元の時代に戻っていくとか
現世(スリップ先)で、命を落とす・全うするパターンのどちらかが
多いんですが、このどちらでもない、凄く歯切れが悪い終わり方。
終わり方でもないな、終わってないんですよ。
明らかに続きがあるみたいな、まだいくらでも続編が書けるような
終わり方だからです、モヤモヤが残る原因は。

だけど原作は予め読んでいてよかったかも。
余計に期待してしまい、是非とも映画は観たい気分に。
岡山でも来週から単館ながら上映開始ですが、1800円っていう
ハードルの高さがネックなのが・・・ねえ・・・ /(-_-)\