池井戸潤 著 『銀翼のイカロス』 | 国道179号沿線住民とっ散らかりブログ

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楽器もできない音楽好きのおっさんが
中坊並みの文章力で書いてるブログ。
撮影地:若桜鉄道、八頭高校前~因幡船岡駅間


半沢直樹シリーズの最新作、過去の半沢直樹シリーズと同じような
展開で、ややワンパターンと思われかも知れませんが
このような『勧善懲悪』は嫌いじゃないというか、好きな部類です
ので、楽しく読ませていただきました。

今回の敵は、再建中の航空会社「帝国航空」、ではなくて
新進気鋭の国交大臣と、私設機関のタスクフォース
彼らが東京中央銀行に、帝国航空の債権放棄を求めてきた。
要求を突っぱねる半沢と、彼らだけじゃなく、銀行内部にも
彼らに加担する勢力との闘争劇というのも、今までのシリーズと
展開はほぼ同じ。

またもや同じように、最小は不利な情勢でも蟻の一穴的な綻びから
形勢逆転して敵に勝っていくんだが、それもまあ予定調和的。
これもだが、敵は結束が固いように見えてその実、各々が自分の功名
しか考えていないところから、崩れていくんだがそれもまた
お決まりのパターンといえなくもない。

話としては面白いので、いいんだけどね。
結末が想像できてもね、その意味では「抜群の安定感」
どこかがドラマ化なり、映画化されるのかもしれませんが
それはそれで観たいです。

冒頭ですぐにわかったんだけど、帝国航空の経営再建って話
どっかで聞いたような出来事なんだけど、勿論JALの一連の騒動が
元ネタなのは、あからさまでしたけどね。

(-_-;)