劣化した一つの原因『小選挙区制』 | 国道179号沿線住民とっ散らかりブログ

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楽器もできない音楽好きのおっさんが
中坊並みの文章力で書いてるブログ。
撮影地:若桜鉄道、八頭高校前~因幡船岡駅間

一つの原因とは書きましたが、本音は「諸悪の根源」だと思ってます。
なぜ書く気になったか?って、手元にその寄稿文があるからで
借り物なので、今日にでも返さないといけなくなったから。

小選挙区制がなぜダメなのか?
死に票が多いとかいう理由もありますが、字の通り小選挙区ってのは
一つの選挙区から一人しか当選しない、ってことです。
それの何処が問題か?立候補するには必ず『党の公認』が必要に
なります。
ということは、自ずと「党の方針には逆らわない、白いものでも
党首(総裁)が黒とするなら黒と言わなければイカン」ということ。
その結果、トップの党の『私物化・私党化』が起きるのです。
公認権と政党交付金のすべてを、総裁と幹事長が独占し
党人事についても、ほぼ党総裁のやりたい放題がまかり通る状況に
なってます。

中選挙区ではひとつの選挙区から複数の当選者が出ます。
2人ないし3,4人、多い選挙区では5人以上ってところもあった
でしょう。
当然、自民党から当選は一人と限らず、複数当選もあったでしょう。
例えば当選者は「自・社・自・共」、自民党から複数人の当選が
ありえた、それは『党の公認が無くとも勝てる場合がある』と
いうことです。
公認権は、派閥の袖領が握っていて、選挙資金も党中央に頼らずとも
派閥経由で配布されていたのでさほど心配がいらなかった。

小選挙区制以前の自民党は、一党独裁とはいいながら
内部では権力闘争を繰り返した政党だった。
現在のような一枚岩の独裁体制ではなく『互助会のようなもの』
に近いでしょうか?
そう、自民党内に『もう一つ野党を含んでいるようなもの』であり
もう一つの内閣、言わばシャドーキャビネットを組めるほど。
だから中選挙区制のもとでは、野党がいかにだらしなくても
その事自体はあまり問題にはならなかった。
55年体制といえば、自民党VS社会党と思いがちですがその実
野党の役割は、現政権を倒して政権を担うことではなくて
もっぱら政権内でたらい回しにされる権力を監視し、その不正と
癒着を暴くところにあったということでしょうか・・

それに比べて現在の野党はどうでしょうか?
権力関し能力を発揮しているでしょうか。
何もできていないというか、何もしていないというべきか・・
自民党内の党内野党が死んだことも問題だが、その外側にいる野党が
軒並み『死に体化』していることが、重大な問題だと思います。