正直いうと、今日は他のことを書きたかったのですが
読了してしまったから仕方がない。
すぐに書いておかないと忘れてしまうから・・
医療が進んだとはいえ、まだガンのことをよくわかっていないのでは
ないかと、思うことがあります。
よく「ガンは治らない病気では無くなった」とは言うものの
結構な数の患者さんが毎年亡くなります。
この著者の本って、最近流行りの「炭水化物抜きダイエット」みたいな
キワモノ論のような印象を受ける人が多いような感じを受けますが
実際のところ、この人の言うことが、かなり真実に近いのではないか?
と思うようになっています。
その理屈で言えば「やっぱりガンは不治の病」ですし、無理をしてまで
ガンと戦わないほうがよいように思います。
「悪あがきはしない方がいい」ということです。
ガンって多少大きくなっても、それによって生活の質(QOL)が低下
せず、転移さえしなければ放おっておいても問題ないということ。
転移して全身に広がるから問題なのであって、例えば胃がんの場合
胃上皮に小さい腫瘍(ガン)ができたとする。
そのガンが転移するためには、胃内膜を突き破らなくてはいけない。
それには、タンパク質(内膜)を溶かす能力が必要になる。
その能力を備わったがん細胞が、質の悪いガンであって
そんな能力もない(広がりようのない)ガンは、「ガンモドキ」として
放置していても何ら問題ないシロモノらしいんですね。
時間が経てば勝手に『自殺』して、消えてなくなるものなんだそうです。
毛乗車でも毎日千数百個のガン細胞が誕生しては
白血球や免疫細胞によって駆逐されているのですが
何らかの原因で悪質のガンが、たとえ1ミリの大きさ
(この大きさでは見つけつすべはない)であっても
転移能力を備えたガン細胞であれば、この時点でアウト。
なぜなら1ミリ大であっても、ガン細胞の数は100億個にも
なるのだそう。
よってガン細胞が肥大した時点で「ガンモドキ」なのか「悪性ガン」
なのか、そこで運命がほとんど決まってしまい、悪性ならその後
切除しようが(この時ガンが体内に散ってしまう)、抗がん剤を投与
(悪性リンパ腫・白血病以外の固形ガンには全く効かず
かえって寿命を縮める毒薬らしい)、放射線治療も限定的となると
なにもしないほうがいいということになりますし、定期検診などで
早期発見しても、発見できた(大きさになった)時点でアウト。
定期健診すらしないほうがいいと著者はいう。
毎年、肺レントゲンすれば被曝量が問題になり、かえって肺ガンの
リスクが増えるし、そのような臨床データもある。
母のケースに照らしあわせてみると、最初に大腸ガンが見つかった時
ステージⅡからⅢへ移行しつつあった大きさでした。
検査の1年弱前ぐらいから生活が急変(仕事の配置換えでストレスが
ハンパじゃなかったみたい)が原因で発病したとずっと思って
いましたが著者が言うには、この大きさになるには数年かかるそう
ですし、仮に早期発見できたとしても、転移能力が備わっているので
どうやっても助からなかったケースなんだそう。
それを聞いて少しわだかまりが溶けた感じがしました。
亡くなってから十数年の間ずっと、if(もし~)ばかり考えました
から・・
「あの時、ああやっていたら、免疫療法は?放射線は?」ってな
具合に・・
免疫療法は保険が効かない高額なばかりか
ガンにもサッパリ効かないし、放射線治療は「消化器系ガン」には
使えないんですね。
そう、もっと早く見つけたとしても手の施しようがないケース
だったんです。
長くなったので、このへんで切り上げますが本来
体には不必要な臓器はなく、必要だから存在しているのであって
ガンだからって切ってしまえば、その時点でQOLが低下し
その後生きていくにも何かと不自由するのは目に見えているから
切らないで済むのであれば、できるだけ切らないような方法
(放射線など)を選択した方がいいですし、もう手の施しようがない
場合は、そのまま放おっておいたほうが苦しまなくていいらしい。
下手に切ったり抗がん剤を使うから、かえって寿命を縮めたり
苦しい目をするハメになる。
こういう時はじっとして、静かにその時を待つしかないと悟りました?
そう達観できればいいんですけどね・・(´・ω・`)
