本来は映画館で見るはずだった本作、不本意ではありましたが
やっと見終えることができました。
見る前に不安だったのが、ハリウッドで作られる対日本戦争物は
「パールハーバー」みたいに、ひん曲がった出来になりは
しないかと危惧しましたが、なんとか我慢できる出来だったのは
ほっとしました。
なのですが、105分とちょっと短めなのに対し
マッカーサーの部下のフェラーズ准将(こっちが主人公だったのね)
の昔の彼女探しに、かなりの時間を割いてしまったせいで
戦犯探し、天皇の描写(戦争責任の有無)などが
端折られた感じで、かなり薄口になってしまったところが惜しい。
この部分に対しては、かなりデリケートなので、これぐらいの薄口で
お茶を濁すってのが、「あっ、いい感じで、はぐらしたな?」
ていうのが気になって、見たあとの「充足感」ってのは
無いに等しかったのが、ちょっと残念。
本作が「夏八木勲氏」の遺作になってしまったのですが
いい味出してましたし、いい役でよかったです。
惜しい俳優さんを、また無くしてしまいましたね。
