『藁の楯』 | 国道179号沿線住民とっ散らかりブログ

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楽器もできない音楽好きのおっさんが
中坊並みの文章力で書いてるブログ。
撮影地:若桜鉄道、八頭高校前~因幡船岡駅間

$Mr. BLUE SKY 気ままな徒然ブログ


カンヌ映画祭に出品時に、失笑が漏れたというので
期待せずに観てみましたが、そんなに酷くなかった。

惨たらしく殺された孫娘を殺した犯人に対し
殺してくれた人に、成功報酬として10億円
未遂で終わり、逮捕されても1億円払うというのだから
一般人も云うに及ばず、警察内部からも刺客が押し寄せてくる
というストーリーも悪くない。
そら、失敗しても1億円もらえるなら、下っ端機動隊クラスなら
金で寝返っても、不思議ではないし・・

クズの鬼畜犯役の俳優「藤原竜也」がどうも苦手でねえ・・
「カイジ」の、終始うるさくワメき散らす演技から拒絶反応を
私が起こしてしまい、演技でやらかしてのカンヌでの失笑かなと
真っ先に考えたのですが、憎たらしさ・クズさもよく出てたし
むしろ好演って感じ?

だけども、だまっていても裁判にかけられれば、間違いなく死刑になる犯人だが
その護送中に、少なくない犠牲者が出してる。
松嶋菜々子も任務終了間際に、ちょっとした油断から藤原竜也に
殺されちゃうんだけど、普通ここは防弾チョッキぐらい着てるっしょ?
その時も、護送者から完全に目を離して1対1にしてしまってからの逆襲だし
そういうのって、普通に考えてもありえないでしょ?

エンディング部でも、大沢たかおが逆襲をくらって
対象者を身を呈して守るんですけど、わざわざ刺されにいくかね?
そうしないと盛り上がらないと考えたのかはしらんが、腕利きのSPなら
たかが一人相手なのに、刃物取り上げるなり、回避できるでしょ?
盛り上げるために、ワザと犠牲を大きく見せている?
見せるのはいいが、あまりにも、あざとすぎる(わざとらしい)ように映る。
そういうところの細かい『アラ』が見えてしまって
最後の最後で興醒めしちゃったな。
ここまでテンポもよく歯切れがよかったのに、最後のほうでやらかしちゃった。
失笑の原因はやはり、ストーリー展開のもっていき方だったのね・・

題材は悪くなかったただけに、話の展開の部分で勿体なかったかなというのが感想です。