尼のレビューで、あまりに低評価だったので、逆に気になって読んでみました。
ツカミの序章の文章が面白いので、そのまま引用させていただきます。
妖怪「アベノミクス」の最も怖いところは、人々の成長待望論と
閉塞脱却願望に、つけ込んでくるところにある。
「根拠がなくてもいいじゃないか」
「久々に熱狂できればいいじゃないか」
そうした人々の思いに、嬉々として食らいつき、彼らのささやかな
夢を貪り尽くす。
我々は、妖怪アベノミクスに惑わされてはいけない。
この妖怪の皮を一皮剥けば、多くの人が信じている「俗論」とは
大きく異なる「真相」が隠されている。
誰だ?「妖怪は紫毛のオマエや!」って言ってるのは!(^O^)
最初にいうと、ざっくり半分かな?・・同意できるのは・・
私も、アベノミクスなんてものは信じていません。
あまりに、耳心地のいいゴタクを並べただけのキャッチコピーでしかなく
どっかのインチキ新興宗教か、経済詐欺師が、いかにも言いそうな
言葉を羅列しただけの全く根拠のない、聞いてるだけで吐き気を催す
ものでしかないからで、よくこんなのに皆騙されるなって思ってました。
一番のインチキは、大胆な金融緩和で意図的に資産バブルを膨らませ
実体デフレとセットにし、インフレを「演出」しようとしている
インチキが見え透いているから。
いくら金融緩和をしようと、実体デフレは克服できるもんじゃない。
資産バブルなら簡単に起こせるので、一緒くたにしてケムに巻こうとする
いい加減さが、この本を読む前から最初から気に入らなかった。
資産を持っている者と、持たざるものとの格差は、ますます広がる一方
なのはあきらか。
緩やかにインフレといっても実体は、円安からくる輸入品の上昇のみであり
それだけを以てインフレなんだから消費増税決定とは本末転倒。
本来のインフレターケットは、物価上昇からの所得アップが目的のはず。
それが今じゃ、「消費増税」ありきのアリバイ作りの為だけの
インフレターゲットにしか思えないんです。
だから、インチキだと言っているんです。
一番大切なのは、経済成長からの再分配の方法だと思います。
それをずっと疎かにしてきたから、いくら成長しているといわれても
実感できないのですし、ここまで格差を広げることもなかった。
ここからは、納得できない項目。
支離滅裂の指摘も散見され、最も矛盾しているのは
1ドル=50円になると、時期も言っていなければ
次のページには、国債の信用失墜からくる円の暴落だと言ってのける。
「どっちや~!」と、ツッコミたくなる。
そうなると、暴走から国債・円の暴落は止めることができないと言っているが
これも妄言。
止める手立てはある、今はですが。
130兆円の外貨準備高と、金融緩和の巻き戻し(金融引き締め)で
止めることは可能です、たぶん・・・
