若者のCD離れといわれて久しいですが、オリコンチャートを見ると
AKBとジャニタレしか、ランキングされていないことにも
ちょっと慣れてきた自分が怖くもあります。
少し前のリリースなのですが、「プリプリの2枚組ベスト盤」が再結成の人気を
当て込んでといいますか、焼き直しなのにそこそこいい値段で売られています。
さすが2枚組だけあって、選曲に抜かりはない。
なぜか選曲に漏れていたノリでは「19GROWING UP」に引けを取らない
「GO AWAY BOY」も収録されていてお買い得感満載。
しかも全曲リマスター!
しかし褒められるのはここまで。
誰がどのような意図でリマスター施したのかは知る由もありませんが
このリマスターが近年に見る久々の出来の悪さ!
ドンシャリにして、コンプレッサーをかけたかのような圧縮した音
ダイナミックレンジを狭めて、ピークを引きずり下ろし、ディップを
引き上げて音の大小を少なくするような音作り。
音がスピーカーにへばりついて、全く前に飛び出してこない事が一聴してわかる。
正直、ステレオでは聴くに耐えない音で、前に発表されたCDの方が数段マシ。
なぜ、手間暇をかけて音を悪くしたのか?
全く理解に苦しみます。
これで「CD離れが止められない」なんて、どの口が言っているのでしょうか?
ちょっと考えたらわかるでしょうが!
それとも考える頭がないのか、考えすら思いつかないのか?
私のライフワークといっては大げさかもしれませんが、音楽好きが高じて
中学生の頃からオーディオに目覚めて、早30年が過ぎようとしています。
最近は暑い、電気代節約ということもあってステレオに電気を入れなくなって
久しいですが原因の一つに「ヘッドフォンで聴くほうが音がいい場合が多い」と
いうことがあります。
へなちょこステレオでも、ソースがハマるととんでもないいい音で聴かせる
ことがあるので止められないのですが、ことJ-POP・HM/HRとなると
とてもじゃないがいい音は求められない。
それでもまだ録音年が古いのならまだわかる。
最新作で音がポンコツなので目も当てられない。
80年代のオーディブーム時代に作られたJ-POP
例えば、大滝詠一、山下達郎、小田和正、井上陽水、はては松田聖子などは
今聴いても最新録音より数段、音は上です、悲しいですが・・・
ヘッドフォンで聴くようになって最近不思議に思うことは
そのポンコツ録音CDより,ようつべ音楽アップPVの方が音がいい場合が
たまにある。
本来こんなことがあってはいけないのだ。
なぜなら、有料で売られているCDより、視聴無料のようつべの方が音が
いいとなると誰が好き好んで金出してCD買うもんか・・
蛇口をひねれば音楽が出てくるような「ようつべ」を、CD離れの一番の原因
だと決めつけ,
やれ規制だの、制限すべきだのと言っている音楽業界の輩がいるそうですが
その前に、アンタらの安くはないCDが、水道水のようなタダ同然の
「ようつべ」に負けている時点でアウトではないのか?
録音に凝りさえすれば売れるというわけでもないのですが
なにも工夫することすら放棄し,今まで通りのやり方で、「売れない」と
愚痴をこぼすているだけなのは違うんじゃないですか?
と言いたいのです。
工夫といえば、ジャケットを数種類変えてコレクターアイテム化するとか
やれ握手券だの投票券だの「グリコのおまけ」状態で、菓子(CD)より
オマケ目的で購入させるやり方は邪道だと指摘しておきます。
もう十数年前になるか、「ビックリマンチョコ」のシール目的で
菓子を捨てる行為を非難していた時期がありましたが
今は投票券目当てでCDを捨てる時代になったようですが
あまり避難しているようなことは聞かれません。
ビックリマンチョコは食べ物で、CDは食べ物ではないから一回も
再生することなく捨てられても、批難しないのか・・・?
