最近は、OO離れが流行しているようですが、それと同時に
モンスターOOが大盛況みたいですね。
モンスターペアレントに、チルドレン、モンスターペイシェント
モンスター客にカスタマー(クレーマー)、数々発生するモンスターの中
ニューカマーが今回の「モンスター食品」、副題が
「遺伝子組み換えテクノロジーがもたらす悪夢」
こちらは頼んでもいないが、TPP締結ともなると真っ先に突きつけられる
問題の一つがこれだと思います。
コレ、何の写真だと思いますか?
2年間、遺伝子組み換え食品を与えた結果、マウスの体が不自然に膨らんで
いるように見えます。コレ、ガン腫瘍です。
200匹中、50~80%のマウスに発症したそうです。
いろいろな食品、とりわけ穀物は市場を席巻、遺伝子組み換え動物も
実験段階では次々と誕生(これがまた気持ち悪い)しており
倫理的に「待った」がかけられている状態で、市場に出回るのも時間の問題な
ように思います。
ホンのひとつの事象だけ、取り上げます。
遺伝子組み換えのトウモロコシ「キングコーン」、作ったのは悪名高い?
「モンサント」そうです、現:経団連会長米倉氏は住友化学会長
モンサントと業務提携しており、ムキになってTPP推進しておりますが
恩恵を受ける企業の最有力が、この米倉の住友化学なのです。
ここは押さえておいてください。
この「キングコーン」、除草剤農薬にめっぽう強い。
それも「モンサント」の看板除草剤「ラウンドアップ」(元はベトナム戦争で
名を馳せた枯葉剤の派生商品)散布して雑草は枯れても
とうもろこしはビクともしません、そうプログラミングされているからです。
あっという間の短期間に、アメリカの作付面積のほとんどこの「キングコーン」
が占めているそうです。
ただ欠点もあります。
クソほどマズイ!
木の皮を食っているような食感で、そのままでは食えたもんじゃないそうです。
ほとんどが、バイオ燃料・家畜飼料・食品加工用だそうで
一時期、「食べ物を燃料にするのはけしからん!」論調がありましたが
安心しました、まっとうな人間が食べるもんじゃないということが分かったから。
食品加工用と書きましたが、これは炭酸飲料などの甘味料やガムシロップ
コーンスターチ(某メーカー製のビール、「OーパーDライ」にも入ってますね)
に加工されていますが、いちいち「遺伝子組み換え」とは表示してませんね?
義務化されていないからです。
家畜の飼料にも使われていて当然、米産牛肉は言うに及ばず
日本にも飼料用として輸入されていると考える方が自然です。
国産肉にも「遺伝子組み換え飼料を使ってます」とは、書かないわな?
義務化されていないし・・・
ほかにもデメリットは枚挙にいと間がないのですが、最後に一つ・・
本来、草を食べる牛にコーンを与えると、腸管の中で大腸菌が突然変異を
起こします。それが致死性のある「病原性大腸菌O-157に変異するんです。
ただこの本に問題がないわけではなく、所々著者の被害妄想が暴走する部分が
見受けられます。
モンサントの親会社、「ロックフェラー財閥」が人口を減らすための陰謀だとか
果ては、「フリーメイソン」だの「イルミナティ」などと言い出したら収拾が
つかず、読んでいて興醒めしてしまうこともありましたが
「こうしたリスク・危機も頭に入れておいても損はないんじゃないか?」的な
『読み物』としては、必読の書と言ってもいいと思います。

