銀行のイメージは預金者のお金を預かり第三者に貸して利ザヤを稼ぐという
イメージでしょうか?
預金者側からみれば『預けている』感覚ですが、銀行側からみればどうでしょう?
『預金者から無理やり借金させられている』とは考えられないでしょうか?
安いとはいえ預金者には年0.1%の利子を払わなくてはいけないので
何もしないでおくとそれだけで年0.1%づつ損し続けることになります。
ですのでどうにかして運用して少しでも利ざやを稼ぐ必要があります。
ですが、需要がない今、貸す(貸したい)相手がいません。
バブル時より内部留保額が最高になった優良企業は金が必要になっても
銀行から借りる必要がありませんし、他にも第三者割当増資
(転換)社債(CP)など資金調達方法はいくらでもあります。
世間から「もっと貸せ」といわれても、貸倒になるとわかってて
貸すはずはありません。
国(政府)がケツを拭いてくれるのであれば別ですが、、、
日本株投資もずっと下がりっぱなしなので手出しできません。
なので手数料収入は少額でしょうし
そうなると安全な日本国債しか残っていません。
ですが金融機関が買い集めた結果、高くなりすぎました。
10年物国債利回り0.8%でしかありません、ちょっと異常です。
しょぼい利回りでもなにもしないよりはマシです。
ですので今更金融緩和と言われても金融機関側は迷惑でしょう。
なぜなら国債金利が上昇すると手持ちの国債は評価損ですし
現金渡されても貸す相手自体がいないですから、、、
あまりに長期間、デフレを放置しすぎました。少し遅すぎです。
ですが、これから日銀は金融緩和(マネタリーベースの増大)しつつ
国債を金融機関から引き取り、金利が急上昇しないように
細かく舵を切っていかなければなりません。
日銀がこのような芸当が出来るでしょうか?
おそらく無理でしょう、どこかにほころびがでなければいいのですが、、、