♯29 西畑(粟島) → 小室(中ノ島) 前田(対馬)
小室くん 前田さん
だいぶご無沙汰しちゃいました。
いや~、4月って忙しいんですね~。
役場の4月がこんなにも忙しいだなんて、全く知りませんでした。
去年は協力隊でしたからね。
さてさて、小室君が以前書いていた、「アートレタープロジェクト」とっても興味があります。
粟島に、去年できた「海山直売所 花鯛」の活性化と、民宿の質の向上のために、アンケートを実施したらいいんじゃないかって思い、勉強してました。
『「A4」1枚アンケート』
『「売れた!売れた!お客様の声」』
お客様の声を書いてくださる方なんて、思いのある方なので、参考意見も多いと思いますし、
しかも、それでやる気になって、広報にも使えるなんて、最高だなぁと思ってました。
もちろん、難しさもありますけど(特に資金面)
現状、粟島では実施できる資金はないので、どうやるか、が課題です。
(余談ですが、『「A4」1枚アンケート』には、島根県の脱サラ船酔い漁師、河西信明さんのことも書かれてます。
http://benkeimaru.com/index.html
しかも、往復書簡なんて、僕が大好きな作家、喜多川泰さんの本、『手紙屋』テイストでいいですね!
(またまた余談ですが、往復書簡形式の小説としては、『稲の旋律』って小説もとっても味があって素敵です)
島の歴史って、島の若者は知らないことが多いかもしれないですよね。
僕も、どちらかというと歴史には興味がない方なので、もっともっと学ばねばならないなぁと、小室君の記事を読んで考えさせられました。
ところで、粟島は、GWと言えば、『島びらき』というイベントが開催されます。
http://www.vill.awashimaura.lg.jp/news/shimabiraki.pdf
対馬、海士では、どんなイベントが実施されますか?
粟島の場合は、多くの民宿が季節限定の民宿(5月~10月)なので、やっとシーズン突入です。
島も、賑やかに、ばぁちゃんたちの言葉も、都会仕様になります。
ようやく、新生活(ドリームランド協議会の事務局としてのサラリーマンライフ&二人暮らし)にも慣れてきました。
日々、笑顔で楽しくやっていきたいものです。
にしはた よしとし
♯28 小室(海士)→西畑(粟島) 前田(対馬)
西畑さん、前田さん
小室です。
新年度始まりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
だいぶ書くのが空いてしまいましたが、海士にも春がきています。
桜の花とともに、ふくぎの花も咲いてきているんです。
かわいい花ですよ。(下記はまだつぼみですが)
http://amalife.net/fukugi_tea/
前の文章で、
西畑さんの、「黒川は日本のふるさと」をコンセプトにしているということなんですが、
実際、この海士町や隠岐のふるさと的な要素って、自分は分かっていなければならない部分だと思いますが、まったく分かっていないことに気付きます。
別に避けてきたというわけでもないのですが、別の地域(島)の歴史の方が良く知っているという始末です。きちんと知っていきたいなと考えが変わってきています。
島の文化的な部分とか歴史とか自然とか。とくにこの80年くらいで島がどのように変わったのか。そのようなことに今は興味があります。
もうひとつ、最近ちょっと変わった企画をしています。
「アートレタープロジェクト」というものです。このブログのタイトルである「島つなぐ手紙」にも似ているものですが、島の特産品として現在かかわっています「ふくぎ茶」を飲んでいただいている方と往復書簡といいますか、3回まで往復で利用できるリユーズ封筒を利用して、お客様に手紙を書いてもらうというものです。
書いていただいた桜色のレターはタペストリーとして、生産者のもとで飾る予定をしております。たくさんの方にご協力いただいて感謝と共に、完成が待ち遠しいかぎりなのです。
この企画は恒常的な企画としてはわかりませんが、都市と島のつなげるような、特に島の時間的なテンポも合わせて伝えることができれば思うのですが、なかなか難しいですかね。
2010年4月5日(月)
おむろ ゆうき
#27 西畑(粟島) → 前田(対馬) 小室(海士)
前田さん、小室君
前回は、ルール無用の書き方をしちゃいました。失礼しました。
島の見送りって、やっぱり感動的ですよね。
小値賀の民泊が、外国人受けするのも、お見送りの果たす役割もでかいのかな、なんて、
お二人の書き込みを見て、考えちゃいました。
ちょうど、黒川温泉の再生の話を本で読んで、
『日本への外国人観光客が少ないのは、日本を感じられる土地が少ないからだ』
『黒川温泉は、「日本のふるさと」をコンセプトにしている』
っていう言葉に、強烈な印象を受けたからでしょうか?
「日本のふるさと」のコンセプト、いいですよね。
パクリます(笑)
ナマコもノドグロも、うまいですよね~♪
どっちも、島に行くまでは、知らなかった食材です。
特にナマコは、タコカゴに入るんですよね。
上の写真は、入っているのはタコですが、1度、ナマコが入っていて、晩御飯のおかず(酒のつまみに!?)に、
おいしく頂きました♪
生きた食材を手に入れられるって、本当に贅沢ですよね。
ところで、最近、実家春日部暮らしなのですが、都市の生活ってホント大変ですね。
島なら、飲んで、歩いて帰って、すぐに寝られますけど、
一昨日は大宮で飲んで、電車で20分。
昨日は新宿で飲んで、電車で1時間ちょい。
特に昨日は、金曜日だったこともあり、サラリーマンの皆様が、がんばって、ふらふらになりながら帰っているのを見て、
便利さの裏側、
を感じてました。
早く島に戻りたくなりました。
とはいえ、妻の引越し準備もあり、実家の片付けもあるので、しばらくはがんばります!!
前田さんのおばちゃんとのやり取り、目に浮かびます。
僕も、島に戻ったら、もっとじっくり島の方と向き合いたいなと思っている、今日この頃です。
ご結婚、おめでとうございます!
お互いに、新生活、満喫しましょう!!
では、また。
にしはた
♯26 前田(対馬)→小室(海士)西畑(粟島)
西畑くん、任務お疲れ様でした。島の1/3の人たちが見送りに来てくれるなんて、想像するだけで胸にグッときます。
以前、八重山諸島の西表島に1年ほど住んでいたことがあるのですが、島を旅立つ日に私も見送ってもらったことがあります。
飛行機での別れは一瞬で終わるけど、船での別れはお互いの姿がしばらく見えるためか、見送る側も見送られる側も、ともに過ごした喜怒哀楽を瞬時に思い出してしまって、とても悲しいもんだよね。
学生時代に植林活動でホームステイしていたフィリピンの小さい島での見送りもそうだったな。その島の船は「ポンポン船」だったので、いつまでたっても島の人や島の姿が見えて、本当につらかった記憶があります。
あと、伊豆大島に3月下旬に行ったとき、ちょうど東京本土の高校や大学に進学する島の子たちが見送られるフェリーに居合わせたのですが、その別れの光景にえらく感激したこともありました。
この感覚は、島ならではというか、島に住んでみないと分かんないもんだよね。
オムロくん。ナマコですか!? 今や世界システムにおいては中国市場の影響で「ナマコ戦争」なる紛争が起きているよね。「黒いダイヤ」。中国では、参鮑翅肚(サンパオチドウ)って言葉(中国料理の高級食材を意味する成句)があるらしく、「参」はナマコなんだって。
ちなみに私もナマコは大好きです。対馬では、乾燥ナマコのキーホルダーを売っているよ★(水でもどして食べれちゃう!)
あと、オムロくん、対馬に短期滞在していただけでなく、天草にもいたんだ。天草だとイノシシが泳いできそうだよね。それにしても、HP「御所浦ござ市」のデザインやコンテンツは参考になりました。モノ販売や情報発信するにはデザインやセンスって大事だよね。
お二人が海産物ネタを出してきたので、対馬からも。
その名は、高級魚「アカムツ」(別名、のどぐろ)。今日、仕事で地元の漁協に行った時にちょうどアカムツの出荷作業をおばちゃんたちがやっていたので、前田:「写真とっていいですか?」、おばちゃん:「えっ、私を?」、前田:「いえいえ、アカムツを」、おばちゃん:「私たちもとりなさい」、などと爆笑トークしながら、写真をパシリ★
対馬のアカムツ。これはJ上県町漁業協同組合のブランド「紅瞳」。
漁協職員に話を聞くと、市場への卸値は、4000円/kgなんだって! ひぇー、私なんかは到底口にすることができないような高級魚です・・・。都市部の料亭なんかに行くと、いくらになっているんだろうね。
西畑くん、言い忘れたけど、入籍おめでとう。いつの間に!?(実はわたしも、H22.2.22.PM2:22に入籍)。
♯25 小室(海士)→西畑(粟島) 前田(対馬)
西畑さん、前田さん。
小室です。
そうですよね。3月は別れの月ですね。
粟島で、村民360人のうち、100人くらいの方がお見送りにくるって、すごいことかもしれません。
この記事を読んで、
私も高校卒業で島を出る時に、様々な方に見送っていただいたんですが、
ウチの高校の在校生がカッター(12人乗りの手漕ぎの木船)で、その年の卒業生を見送るという風習がありまして、外海スレスレまで見送ってもらったのを思い出しました。
そういうのって以外に残っているものです。
観光や視察で来られた方に、東京などでお会いしても、最後の見送りのお話をよく伺います。別れ方が魅力的っていうのも変かもしれませんが、それが新たなつながりとなるもの面白いと思います。
海士での3月と言えばもうひとつ、ナマコの時期でもあります。ナマコといっても「干しナマコ」です。今回たった2週間ばかしですが、お手伝いさせてもらいました。
「ナマコは見た目が、、」って思っている方いらっしゃるかもしれませんが、毎日接していると、すんごく可愛くなってきます。ひとつひとつに、愛情込めました。
「干しナマコ」って言っても、日本ではあまり馴染みがありませんが、ナマコは干すと生と全く食感が異なり、ぷるっぷるのゼラチン質になります。
そこにダシが染みたりすると、もうむちゃくちゃ美味しくなります。要チェックです。
ちなみに海士には春から初夏にかけての牡蠣(岩ガキ)もあります。http://www2.crosstalk.or.jp/iwagaki/index.html
3月17日(水)
小室