星音ゆき の ブログ

星音ゆき の ブログ

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こんにちわ、9月ネコです。

今年のおみくじ、、アメバさんのおみくじは引いたけれど、

初詣はまだなので、リアルのおみくじは引いていないことになるのかな?

私の初詣は毎年、1月の中頃。

混雑が苦手なので、ゆっくり参拝ができることをかんがえると、

1月の10日を過ぎたくらいになります。

でも今年は1月22日と決めているのです。

 

 “ 天赦日(てんしゃにち、てんしゃび)” という日があることを知ったのは、ごく最近です。

ネットで調べたことを少し書き込みさせていただきます。

天赦日とは日本の古くからの暦で、新しいことをスタートするのに良い日、とされているそうです。

年間でも5~6日しかない、貴重な開運日でもあるそうで、

2020年1月には22日が、その天赦日になるそうです。

 

古くからの暦で 最上の吉日 と言われるという、その日に、

参拝をして、日々の平安への感謝と祈りを捧げてきます。

おみくじもその時、引くことになると思います。

 

 

2020年あなたの運勢は...

こんばんわ、9月ネコです。

2020年の私の運勢、、アメバさんのおみくじでは 吉 と出ました。

 

私、、占いは好きなほうなんです。

良いことは信じて、残念なことは回避のアドバイスとして、

心に留めるようにしています。

 

星とか星座の小物や、アクセサリーを集めることも好きなので、

占いもやっぱり、12星座の星占いが一番好きかな。

私は乙女座で、12星座を4つに分類するエレメントでは “土”

牡牛座さん・山羊座さんと同じグループです。

それでね、、12星座の星占いでは、

「12年に一度の幸運期」 という運勢があるそうで、

2020年は山羊座さんが、その幸運期を迎えているそうです。

そのおかげなのかな? 同じ “土” のグループの乙女座も、

2020年の運勢は、どの占いでも良い感じです。

 

アメバさんのおみくじにお話を戻してみても、

―― 願い事  ひとつ大きく叶う ――

、、とあります。

きっとたくさんの努力も、必要なのだと思うけれど、

とても嬉しいおみくじに感謝して、

2020年を良い一年に出来るように、、

頑張ってみよう、、って、思うのです。

 

 ☆ 星 ☆  のおまけの書き込みです^^

昨年11月のブログに 『 天の川 製作所 』というお話を書きました。

製作所の所員やパートさんの、ひとり言みたいなお話を、

総集編 その3 に出てくる所長が、ひとつのお話にまとめています。

このブログに過去のお話の総集編や、再投稿をしている理由も、

総集編その1 に書き込みさせていただきました。

そちらも読んでいただけたら、とてもとても嬉しいです。

 

明けましておめでとうございます。

 

新年のごあいさつが遅くなってしまいました。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

寒い日が続きます。

皆さま、風邪などひかれませんように、、

気持ちだけでも暖かくなっていただければ、、と、

ピグの画像を更新させていただきます。

 

 

 

映画大好きのみなさま、ごめんなさい。

今はあまり、映画館で映画を観てはいません。

ネットやテレビをグダグダな感じで、ゆる~く楽しく鑑賞しています。

 

それで、今年一番良かった映画、、

私的には 『 君の名は。 』 かな。

新海監督の新作 『 天気の子 』 の公開に先駆けて、

『 君の名は。 』 の放映があったのは、たしか今年だったよね。

テレビで放映されたのは、2回目だったと思うけれど、

番組枠のCMのいくつかは、その時だけの特別仕様になっいて、

( お祭りみたいだなぁ ) って、思いながら観てました。

もちろん前回の放送でも観ていたし、

そのあとDVDも何度もみたけれど、やっぱりこの作品は大好きです。

でも、あまりに有名作品だし、 

今更私が書き込めるようなことも、あまりありません。

、、それでね。

『 君の名は。 』 が公開された2016年、

同じ時期に公開されたアニメ映画について、

少し書き込みしてもいいですか?

 

2016年はとにかく 『 君の名は。 』 が強すぎました。

念のため、調べてみたら、公開は2016年8月、

ロングランで2017年5月まで、上映されていたそうです。

そして 『 劇場版planetarian ~星の人~ 』 は、

2016年9月に公開されました。

この映画も私は大好き。

ジャンルとしてはSFで、もともとはゲームだったと覚えています。

お話はね、、世界大戦の結果、人類は破滅の危機に。

許されるはずのない兵器の使用により、見捨てられた都市、、

その都市に2度と帰ってこないであろう人々を、

ひとり待ち続ける、ロボットの少女と、

そこに迷い込んでしまった青年のお話。

とか書くと、暗くて重そうな雰囲気を感じてしまうかもしれないけれど、

綺麗で優しい映像と音楽に、心を引き込まれる場面が何度もあります。

ロボットの少女を演じる声優さんの声は、

綺麗でけなげで、ロボットの役だから真面目すぎて、

それが時にコミカルで、

ラストはやっぱり泣いてしまう。

やっぱり涙が、止まらなかったです。

このお話の舞台は静岡県の浜松市のようです。

なぜ浜松なのかは、すみません。 私にはわからないのですが、

駅前の、あの高いビルはもしや、、とか

この地下道、知ってるんですけど、、とか

浜松の駅前を見知っている方々には、

あれは、、 と、気になる場面があったりもします。

 

とにかく、とにかく強すぎた 『 君の名は。 』 に、

当時は話題を全部持って行かれた気がして、、

いろいろな意味でも、忘れられない映画です。

 

ブログネタからは少しはずれた書き込みになってしまいました。

大好きなに映画ついて書き込めて、私的にはうれしかったけれど、

、、気になる方々がいらしたら、

申し訳ありません。

 

そしてきょうは大晦日、

今年もこのブログにお立ち寄りくださいました、皆さまへ、、

ありがとうございました。

良いお年をお迎えください。

 

こういう言い方は自分的にはしたくないけど^^

年齢を重ねると、一年なんて “ あ、、っ” いう間に過ぎてしまいます。

だから今年の初めにも、自分に言い聞かせたんです。

まばたきしたら、大晦日だよ  って、

あ~、今年も本当にそんな感じだったなぁ。

でも今年の “ あ、、っ” という間は、

何にもしなくて気がついたら年末でした。 、、じゃなくて、

いろいろありすぎてバタバタしてて、気がついたら年末でした。 です。

今年の前半はお仕事のこと、、

やっと希望の職種に就けた(パートでしたが) と思って、

働いていたけれど、実は全然自分には向いていなくて、、

でも辞めたくないから、なんとかがんばってみたんだけど、

全然眠れなくなった。

ああ、体調がひどく悪かったんだなぁ 、、って、やっと自覚したのは、

パートを辞めたあとでした。

年の中頃にもいろいろあって、、

今年の後半は、PCピグの思い出やブログの整理で、

頭の中がごちゃごちゃになってました。

 

こうして振り返ってみると、

良い年ではなかった?

 

、、ううん。 そうでもなかった。

必要な決めごとは、ちゃんと自分で決められたし、、

楽しいこともたくさんあった。

 

クリスマスにはね、

大好きなバンド己龍さんの、クリスマスイベントに参加して、

めちゃくちゃ元気を充電してきました。

 

、、だからもう、ここからは来年に向けてのことを考えてみます。

いろいろ考えてはいるのだけれど、

このブログのランクアップ的なことができたら嬉しいなぁ。

 

ずっと前に書き込んでいた、ニックネームの変更も予定しています。

 

こんばんわ、9月ネコです。

今年のクリスマスは、大きなお城と小さなお家の、

クリスマスの国に来ています。

小さなお家が建ち並ぶ広場には、小さなツリーがかわいいな。

きらきらふわふわの景色は、なんだか夢のなかにいるみたい、、

ずっと、ふんわり気分でいたいのに、

仲良し双子のペンギンさんが、双子けんかを始めちゃったんです。

ペンギンさん、なんでふたりはおこっているの?

 

 ぼくがクリスマスの国はきれいだね、、って言ったんだ。

 ぼくもクリスマスの国はきれいだね、、って言ったんだ。

 

 同じことを言うのはマネだよ、、って言ったんだ。

 同じことを言ってもマネしてないよ、、って言ったんだ。

 

 マネをするなら、もうおしゃべりなんてしないよ、、って言ったんだ。

 マネしてないけど、もうおしゃべりなんてしないよ、、って言ったんだ。

 

それからペンギンさんは、ふたりで知らんぷり。

 

 ペンギンさん、ケンカはダメだよ。

 

、、様子を見ていたシロクマくんが言いました。

ふたりを注意してくれたんだね、ありがとう。

そう、お礼を言ったのに、シロクマくんは “ あれ? ” みたいな顔をして、

 

 ふぅん、、そんなつもりはないけどさ、

 今日はオーロラが見えるだろう?

 オーロラが出ている夜に、ケンカはダメだと思ったんだ。

 

それはちょっと気になる言い方です。

シロクマくん、オーロラには何か特別な意味があるの?

 

 本当に ネコさんは知らないの?

 オーロラは、神様のカーテンなんだよ。

 

、、神様のカーテン。 

そう答えてから、だまってしまったシロクマくんは、

みんなの反応を待っているみたいです。

シロクマくん、新しいお話があるんだね?

 

 きっと、またウソのお話だよ。

 うん、またウソのお話だよ。

 

シロクマくんのすぐそばで、ペンギンさんがささやき合っています。

あれ、、 ふたりはもう仲直りしたのかな?

 

 ペンギンさん、なにか言った?

 

シロクマくんがたずねると、

ペンギンさんはあわてて、ふたりでまた知らんぷり。

その様子がおかしくて、シロクマくんはすこし笑ってしまいました。

 

 、、まぁ、いいかぁ。

 双子のペンギンと、神様のカーテンのお話、、

 みんなは聞きたい?

 

銀色オオカミさんは静かにお話が始まるのを待っています。

ペンギンさんは、もうワクワク、ソワソワ、

、私もドキドキ、、 今日はどんな不思議を聞けるのかなぁ。

 

 むかし、むかしのお話さ。

 

シロクマくんの声がいつもよりずっと低くなって、、

ゆっくりと扉を開くみたいに、お話は始まりました。

 

 氷の海の氷の家に、双子のペンギンが住んでいました。

 ひとりはミギ、もうひとりはヒダリという名前です。

 双子はとっても仲良しなんだけど、

 いつも一緒にいるから、けんかもしました。

 、、どっちが朝、はやく起きたとか、

 、、一緒に焼いたパンケーキの、どっちがおいしかったとか、、、

 最初は小さな言い合いが、そのうち本当のけんかになって、

 双子は氷の家を飛び出します。

 、、氷の海にはね、双子のほかに住んでいる人は誰もいないんだ。

 誰も双子のけんかを止めてくれない、、

 

氷の海とあおい空。 ふたりぽっちのペンギンさん。

まるで絵を見るみたいに想像した景色は、

とてもきれいだけれど、すこしさみしそう。

それからふたりはどうしたのかな、、

 

 氷の家を飛び出した双子は、右と左に分かれて10歩ずつ歩いた。

 それから空を見上げると、

 ふたりで同じように、大きな声でさけんだんだ。

 「 神様、神様、、聞いてくださーい!! 」

 けんかの原因を、

 ミギはヒダリが悪いと言って、ヒダリはミギが悪いと言った。

 それからお互いの悪口を言い続けて、

 それに疲れたら、氷の家に戻った。

 お空の神様は、双子に何も答えてはくれなかったけれど、

 ( 神様はどっちが悪いのかわかってる )

 ミギもヒダリも、そう思っていたんだ。

 

お話を聞きながら、私は思います。

こういうのって、、どっちが悪いとか決められるのかな?

 

 ぼくは、けんかは良くないと思うな。

 ぼくも、けんかは良くないと思うな。

 

ミギとヒダリじゃない方の、、双子のペンギンさんも言いました。

 

 ペンギンさん。 ふぅん、さっきのあれは何だったのかな?

 

シロクマくんは少しあきれたみたいに言ってから、

またお話に戻ります。

 

 双子のミギとヒダリは、

 ある日も小さな言い合いからけんかになってね。

 でもその日のけんかは、いつまでたっても終わらなかったんだ。

 空に向かって、お互いの悪口を言うと、

 頭の中では、いやなことばかり思い出す。

 あおいお空がゆうやけ空に変わったことにも気がつかないで、

 双子は悪口を言い続けた。 夜になって、、

 見上げていたその夜の空は、

 いつもとは全然違うことに、双子はやっと気がついたんだ。

 、、ところでネコさん。 空には誰が住んでいると思う?

 

え? え、、

いきなり質問されて、びっくりしたけど、

お空に誰かが住んでいるとすれば、

そのひとは、、神様、だと思うわ。

そう答えると、シロクマくんも納得したようにうなずきました。

 

 うん、双子もね、そう思っていた。

 だから神様に話を聞いてほしい時は、

 空を見上げて大きな声で言ったんだ。

 でもね、その夜。 双子が見上げた空には、、

 きらきら輝く星たちといっしょに、

 ゆらゆら揺れる、光のカーテンが、空いっぱいに広がっていたんだ。

 びっくりした双子はお互いに10歩ずつ歩いて、

 ふたり向き合って、お互いのつばさをつないだ。

 (、、 お空のカーテンが閉まっている、、、)

 双子はそう思った。

 カーテンを閉めるのは、その家のひとがどこかにお出かけする時だ。

 お空に住んでいるひとは神様だから、

 神様は、今、この空にはいないんだ。

 、、そう思ったんだ。

 

、、神様のカーテン。

シロクマくん、神様はもしかして、

双子のことをおこって、どこかに行ってしまったの?

 

 ネコさん、双子もそのことを一番心配したんだよ。

 自分たちがいつまでたっても、けんかをやめようとしないから、、

 神様はどこかに行ってしまった。

 神様がいない空には、もう朝も来ないかも知れない、、

 、、どうしよう、どうしよう、、

 双子は氷の家の中で寄りそって、眠れないまま朝をむかえた。

 あたりが明るくなってくると、おそるおそる外に出て、、

 見上げた空はいつもと同じ、きれいな青で、 

 太陽の光をあびた氷の海は、

 いつもよりずっときらきら輝いて見えた。

 双子はほっと、、お互いのおでこをくっつけて思った。

 ( 今日のお空には神様がいる )

 

 わぁい、良かった。 神様は帰ってきたんだ!

 良かった。神様は帰ってきたんだ!!

 

くるくる踊りながらつばさを振るペンギンさん。

シロクマくんはちょっと驚いて、

 

 ペンギンさん、よろこびすぎ、、 まぁいいけど。

 

と、少し照れているみたい。

そしてお話は続きます。

 

 そんなことがあって、双子はもうあまりけんかはしなくなったけれど、

 気をつけてみると、双子が仲良くすごした日でも、

 お空のカーテンが閉まる夜がある。

 、、神様はどこにお出かけしているんだろう。

 よくはわからないけれど、

 神様はとても忙しいんだ。 それはわかった気がした。

 、、それからの双子は、ね。

 神様のカーテン、、そうオーロラが出ている夜は、

 ふたりでいて楽しいことを、いっぱい話し合うことにした。

 とても忙しい神様を困らせないように、

 もうけんかはしません。 そう約束したんだよ。

 

うわぁ、ねぇペンギンさん。

今日のシロクマくんのお話は、すごく長かったけれど、

すごくおもしろかったねぇ。

そうペンギンさんに話しかけたけれど、

ペンギンさんはお互いに向かい合って、なんだかもじもじしています。

、、どうしたのかな?

 

 あのね、さっきはごめんね。

 いつもいっしょにいてくれて、、ありがとう。

 ううん、ぼくもごめんね。

 いつもいっしょにいてくれて、、ありがとう。

 

良かったぁ、ふたりも仲直りしたんだね。

、、でも、ねぇシロクマくん。

オーロラが出ている夜、、

神様はどこにお出かけしているのかなぁ。

、、シロクマくんだって、それは知らないと思ったけれど、

ひとりごとのつもりが、つい声にでちゃったんです。

するとシロクマくんは、手の平を空に向けて、

“あ~あ” と、わざとらしいため息をひとつつきました。

 

 わかってないなぁ、ネコさんは。

 

何がわかってないのよ? と、言い返したかったけれど、

それはがまんしたんです。

そしてシロクマくんがそのあとに続けた言葉は、

私の想像をはるかにこえるものでした。

 

 あのね、神様が出かけて行かなきゃならないくらい、

 困っているひとが、どこかにいる、、って、ことなんだよ。

 だからね、オーロラが出ている夜は、言い方を変えると、、

 

言い方を変えると、、?

シロクマくんの言葉を繰り返しました。

 

 オーロラが出ている夜は、

 どこかで誰かが、神様に守られている夜なのさ。

 

 

、、、、、、、、

今日のシロクマくんは、なんだかシロクマくんらしくない。

そう、言いたかったけれど、うまく言葉が出てきません。

みんなの気持ちを全部わかったみたいに、

銀色オオカミさんが言いました。

 

 シロクマくん、メリークリスマス。

 

シロクマくんも少し照れて、笑って言いました。

 

 へへ、、メリークリスマス。

 

 わぁい、メリークリスマス!

 うんうん、わぁい、メリークリスマス!!

 

メリークリスマス。

みんな、すごくうれしそう。

 

、、クリスマスの聖なる夜。

みんながふんわり、、優しい気持ちに包まれますように、、

( 2015年12月27日に投稿したお話です。

 少し書き直したところもあります)

 

 

 

☆~  ☆~  ☆~

メリークリスマス、9月ネコです。

今日のお話はいかがでしたでしょうか?

シロクマくんのお話はもう少し続きますが、

それはまた後日、、

 

とても長い書き込みを、

ここまで読んで下さいました、あなたへ、

 

ありがとうございました。

 

 

あなたの理想のクリスマスの過ごしかたは?

理想のクリスマスは、、

雪が降ればOK!! です。

 

こんにちわ、9月ネコです。現在、埼玉在住。

でも、もともとの出身は静岡です。

静岡県といえばお茶で有名ですが、

ミカンもそれなりに有名? 暖かい土地柄なのですね。

住まいは一応街中だったせいもあってか、

子供の頃、雪が積もった!という記憶はありません。

12月になって、、

メリークリスマスだのジングルベルだのと、商店街ははしゃぐけれど、

昭和の街並みにそれらしい景色はありません。

夢見がちな子供の頃の私(今はもう、妄想癖^_^;)は、

せめて雪くらい降ればいいのに、、と、

毎年12月の空を見上げていたのです。

埼玉に越してきて、最初に住んだのは所沢。

所沢もあまり雪は降らないと思うけれど、

冬の終わりに、積雪5~6㎝くらい降る年もあります。

雪は綺麗で嬉しいもの、、だけじゃないともう知ってはいるけれど、

クリスマスには白く雪化粧した街並みを見たいなぁ、、

ストーブで暖められた部屋の窓を手の平でこすって、

あぁ、降ってるなぁ、、って外の雪景色を見る。

それが私の 

“理想のクリスマスの過ごし方” です。

 

こんばんわ、9月ネコです。

今日は旅先のホテルでお泊まり。

お部屋にはこたつも用意されていて、みんなのんびり。

、、あれ?双子のペンギンさんは、

窓から見える温泉がとっても気になるみたいです。

 

 お湯かげん、どうですかー?

 お湯かげん、どうですか――?

 

 とっても、いいよ―

 

 温泉、気持ちよさそうだね。

 うん、気持ちよさそうだね。

 

ペンギンさんも、温泉に入りたいのかな?

残念だけどペンギンさんには、無理だと思う、、

 

 ペンギンさんも、入ってくればいいじゃない。

 

窓から離れようとしないペンギンさんに、シロクマくんが言いました。

シロクマくん、無理を言っちゃだめだよ。

 

 無理じゃないよ。ぼく、さっき、

 ホテルの人たちが話しているのを聞いたんだ。

 ペンギンさん、君たちの祖先は、

 このホテルからも見える、あの山に住んでいたらしいね。 

 、、知らなかった?

 

そう言ってシロクマくんは、窓のむこう、、

温泉の里を見下ろして並ぶ山々をさしました。

ペンギンさんはちょっとまよってから答えます。

 

 知らないよ、知らないよ。

 山に住んでいたなんて、知らないよ。

 

そうだよね。山に住むペンギンさんなんて、

私も聞いたことないのだけれど、、

シロクマくん、またウソ、、ついてない?

 

 ウソなんかじゃないよ、失礼だなぁ!

 ずっと、むかしの話さ。 あの山の上にはきれいな湖があって、

 そのほとりに、ペンギンの一族が住んでいたんだって、、

 

う~ん、、でもねぇシロクマくん。 シロクマくんはどうして、

その一族が双子のペンギンさんの祖先だと思うの?

 

 うん、だから今から、その話をしようと思っていたのだけれど、 

 みんなは聞きたい?

 

最初は不思議そうに、

お互いの顔を見合わせていたペンギンさん。

それからシロクマくんに向き直ると、声をそろえて言いました。

 

 聞きたい、お話きかせて。

 

「へへん、、じゃぁ始めるよ」 と、シロクマくんはちょっと得意げです。

シロクマくんは前のクリスマスにも、

ウソかホントかわからない、不思議お話をきかせてくれました。

だから私も本当はとても気になるの。

今日はどんなお話なのかな?

 

 そのペンギンの一族はね、夏には湖に入って、

 魚をとったりして、暮らしていたのだけれど、

 湖が凍る寒い冬には、あったか~い温泉が恋しくなるんだね。

 里のあちらこちらで立ち上る、温泉の湯気に誘われるように、

 みんなで山のうえから下りてくるんだよ。

 冷えきった体で温泉に入ると、最初はお湯をビリビリと感じて、

 しびれるようで体がちぢこまるけれど、

 すぐにぽわ~ん、、と、あたたかさに全部の力が抜けてゆく。

 はわぁ~、、と誰かが声をあげると、

 ふわぁー、、と別の誰か嬉しそうに長い息をはく。

 それは幸せなひとときさ。

 

私はそのペンギンさんたちが、

お湯につかっている様子を想像しました。

あたりは雪景色。

里の岩場にぽっかり、、まぁるい穴を開けたような温泉があって、

立ちのぼる湯気のなかに、たくさんの影が見えます。

山のお猿や森の動物たちが、

天然の温泉に入るというのは聞いたことがあるけれど、

あれ? ペンギンさんが入っていても、

それほど不思議じゃないかもしれない、、

 

 でもね。

 

シロクマくんの声が少しだけ低くなりました。

 

 一族の眠るベッドは山の上にある。

 どんなに温泉があたたかくて気持ちよくても、

 あたりがまっ暗になる前に、山のうえのすみかをめざして、

 また冷たく寒い雪の道を、のぼって行かなければならない。

 

双子のペンギンさんはつばさを胸の前で重ねます。

私も同じ。急に北風が吹いてきたみたいに感じたの。

シロクマくん、そんなの、、ペンギンさんが風邪ひいちゃう。

 

 うん、だからね。一族のペンギンたちは、

 お湯で体をあたためたら、岩場にのぼって少し休んだ。

 何度もそれを繰り返すと、

 ぽかぽかと、体の芯の芯まであたたかくなった。

 毎年毎年、冬になるとペンギンたちは山のうえから下りてきて、

 毎年毎年、温泉でそれを繰り返したんだよ。

 そしていつの頃からか、

 ペンギンの体は、湯上がりのさくら色に染まってしまったそうだよ。

 

それを聞いて、双子のペンギンさんはさけびました。

 

 

 ぼくの体はさくら色だ!

 ぼくの体もさくら色だ!!

 

温泉であたたまって、色が変わってしまうなんて、、

そんなことがあるのかな? 

やっぱりシロクマくんのお話は、今日も不思議です。

 

 冬の夕暮れにはね、すみかに帰るため、、

 雪の降り積もった山道をのぼるペンギンの行列が、 

 里の人たちにも見えたそうだよ。

 温泉でほてったさくら色の体は、ほんのりと灯りをともしたようで、

 薄闇のなかをゆっくり進む、さくら提灯の列のようにも見えて、

 里の人たちはそのペンギンの一族を、親しみを込めて、

 「さくらペンギンさん、温泉ペンギンさん」 と、呼んでいたそうだよ。

 でもね、、いつの頃からか、

 山の上の湖が涸れてしまって、、

 さくらペンギンの一族もどこかへ行ってしまった。

 

シロクマくん、じゃぁホテルの人たちが話していたことって、、

 

 うん、双子ペンギンさんのことだよ。 

 きっとホテルのスタッフさんたちは、ずっと昔に山の上に住んでいた、

 その一族のことを知っていたんだね。

 ロビーを歩く双子ペンギンさんを見て、

 さくらペンギンさん、、と、嬉しそうにささやき合ってた。

 

ふわぁ、、そうだったんだ。 でもシロクマくんはどうして、

さくらペンギンさんのお話を知っているのかな?

 

 それはね、ネコさん。

 スタッフさんが話していた「さくらペンギンさん」が、気になって、、

 フロントで聞いたら、この郷土史の本を貸してくれたんだよ。

 これに詳しいことが書いてあった。

 

横に重ねた本の山をなでながら、

シロクマくんは得意そうに答えます。

でも、アルパカさんが、、

 

 

 シロクマくん。 、、それ、お料理の、本、、

 

 あ、っつ、アルパカさん!! ないしょのしー、、

 

アルパカさんの声をさえぎって、

一度はごまかそうとしたシロクマくん。

けれどすぐにあきらめたみたいに、、

 

 、、あ~あ、もうバレちゃった。

 

そう言って、お茶をひとくちのみました。

私は何が何だかわかりません。 

、、郷土史の本じゃなくて、お料理の本?

じゃあ、さくらペンギンさんのお話は、どこに書いてあったの? 

、、というか、シロクマくん?

もしかして今のお話は、、

 

 うん、ウソだよ。 ぜぇ~んぶウソのお話。

 

スタッフさんが話してて、さくら色のペンギン一族、、って、

え? それが全部ウソなの??

 

 うん。

 

何事もなかったみたいに、またお茶をのみました。

私は頭の中を整理するのにたいへん、、

横を見るとペンギンさんがパニックになっています。

 

 えーウソなの? 全部ウソなの??

 えええ――ウソなの???

 

あぁ、もう。 銀色オオカミさん、どうしよう!!

 

こういう時、銀色オオカミさんはすごく頼りになるんです。

いつも落ち着いていて、みんなのまとめ役。

でもね、少しお茶目なところもあるみたい、、

だってすごく楽しそうに笑いながら言うんです。

 

 ははは、、 シロクマくんはお話をつくるのがうまいねぇ。

 たとえウソでも、ちょっとロマンティックなところもあるから、 

 私はだまされた気にはならないよ。

 

シロクマくんは照れたみたいに少し笑って、

銀色オオカミさんに、ウインクをしました。

 

 次のお話も楽しみにしててね。

 

え?それはすごく楽しみ。 

楽しみなんだけど、ペンギンさんが、、

 

 うわぁん、温泉! 入れると思ったのに!!

 うわぁぁん!! 入れるとおもったのに!!!

 

窓につばさを貼り付けて、パニックがおさまりそうではありません。

ごめんねぇ、双子のペンギンさん。

晩ご飯には好きなもの、何でも食べていいからね。

(2015年11月23日に投稿したお話を、少し書き直しました)

 

 

☆~  ☆~  ☆~

こんばんわ、9月ネコです。

長い書き込みをここまで読んで下さいました、あなたへ、、

ありがとうございました。

 

シロクマくんのお話はもう少し続きます。

明日24日には、シロクマくんの “もうひとつのクリスマスのお話” を

再更新する予定です。

またこのブログにお立ち寄りいただけたら、

とても嬉しく思います。

 

冬に行きたくなる場所は?

こんにちわ、9月ネコです。

冬に行きたくなる場所はコンビニです。

レジの前にある“肉まん蒸し器”

、、アレがイケナイのだと思います。

誘われるようについ、、ふらふら~と。 

 

学生のころは放課後にはもうお腹がすいてて、

通学路にある雑貨屋(パンも文具も何でも売ってました)で、

肉まんを買って、

部活仲間と歩きながら食べました。

鞄持って駅までの道を、片手に肉まん、、

寒ければ寒いほど、おいしかったなぁ、、

あの頃の友人たちとは、もう連絡もなくて、

きっともう、会うこともないだろうけれど、

冬になるとコンビニの肉まんで思い出します。

 

クリスマスツリーは飾る?飾らない?

 

こんばんわ、9月ネコです。

クリスマスツリー、ここ数年はPCピグとライフに、

豪華なツリーを飾って楽しんでいました。

画像はPCピグの私のお外“ネコの森”。

これでお別れだけど元気でね。 、、って、

ネコたちとサヨナラしてきた12月の森です。

雪が積もってて真っ白で、

イルミネーションが光るツリーも何本もあって、

私的には、綺麗に模様替えできたと思うけれど、

やっぱりさみしい模様替えになりました。

PCピグ、、本当に楽しかったなぁ。

 

スタッフ様、ありがとうございました。