常日頃、磨かれすぎたクルマに出会います。
中古車だけではありません。
新車なのに、納車時点ですでにかなり磨かれていることもあります。
塗膜は有限、なのです。
新車時で
国産車で平均95〜100μm
国産、輸入高級車で130.μmほどの現代の塗装。
0.09ミリ〜0.13ミリなんです。
日頃からお伝えしてますが薄いゴミ袋の片側より薄いんです。
鉄板がたわんでも剥がれない。
コストも下げないといけない。
そして艶を出すクリア層はなんと
30〜45μmほど。
0.03〜0.045ミリなんです。
そうなると後から傷を消したくても、
「もう、ここはあまり磨けないな」
という箇所がたくさん出てきます。
結局、後から測るしかない。
だから僕は思います。
販売店に、膜厚計を置いてください
納車前に状態を把握できれば、施工業者も無理な磨きをせずに済みます。
オークション会場でも、導入してほしいぐらいです。
そんなもん!やってられるかーとは思いません。
クルマは
・機関
・内装
・外装
三位一体で成り立つ商品です。
その外装の持ちが悪い塗装ならそれは商品として程度が良いとは言えません。
そして、もう一つ。
販売店が施工業者に支払う金額を、もう少し上げてほしい。
良い仕事をしてほしいなら、
良い仕事ができるだけの時間と対価が必要です。
安く、早く、見た目だけ綺麗にする。
それでは、これから何年も乗る人のために塗装を残すことが難しくなります。
機関や電装がしっかりしているのは当然。
でも、購入の決め手になるのは、実際に触れる内装や、目で見て感じる「綺麗さ」でもあります。
だからこそ、
「売るために綺麗にする」のではなく、
「これから乗る人のために、塗装を残しながら綺麗にする」。
そんな考え方が、業界のスタンダードになればいい。
そのためにも、
販売店に、膜厚計を。
腕の良い業者さんも見極められるメリットもありますよ〜
