さて、山小屋ストリートを通りぬけながら登り続け、
８合目あたりから、ようやく晴れ間がチラホラ・・・
周りの景色がようやく見えたらいつのまにか、雲の上に出てた。
１５時３０分・・・４時間半で本日のお宿、本８合目、富士山ホテルに到着。
ご丁寧に説明をいただき、お部屋へご案内～
一泊夕食付で７２００円。
寝袋に毛布。もちろんお隣とぴったりだけど、
男女、女男、男女・・・みたいに一応考えてはくれている。
もうそれだけでもありがたい(笑)
到着順に、奥から順番。ご飯も着いた順で我々は１６時半から。
はい、カレーです。
水とカステラまで～？もうありがたすぎる。
予習のおかげで山小屋、有料トイレについてはすべて想定内、むしろいいくらい。
北海道の山小屋と比べたら贅沢すぎて、申し訳ないくらい。
そんなに寒くなかったので、しばらく外にいたのですが、
夜中もずっと、山小屋の灯りが煌々とついていて、明るすぎ・・・と思ったけど、
夜中でも下から登ってくるひとがいるので、
そんな人たちには、この山小屋の灯りがホッとするんだろうなぁ。
真っ暗な中、女子一人とかすごい。
ホント、それぞれの富士登山。
明るいせいで、星もあんまり見えないなぁ～。
チェックイン時、山頂でご来光を見ると言うと、
「２時半に起こします」って、そこまでしてくれるの～？
図太く眠ったけど寝坊の心配もなく、
ほとんどの人が起きだすので、我々も準備開始。
３時出発。
噂通りの、ご来光渋滞・・・これも経験。
登りながら、星を眺めたり、街の灯りを眺めたり・・・
ゆっくりだったり、立ち止まったりだったりで、これはこれで楽に登れて良かったなぁ。
１時間４０分で山頂に着いた～。
ごった返す山頂で、久須志神社で目的のご朱印をもらったり、
お守りを買ったりお買いものをしていたら、
空が明るくなりはじめたよ。
風が強くて、ガスがもくもく。
一瞬、ガスがきれて視界が広がると、歓声があがります。
見えた、と思ったら、真っ白でなにも見えなくなったり、
幻想的なガスの動きを眺めていたら・・・
くるーーーーー？
きたーーーー！太陽が富士山の形になってるよ。
３７１０ｍからのご来光・・・ありがたや。
ガスがかかっても幻想的。
どこかの惑星みたいになった。
雲海の質が違う。
飛行機からの景色に近いな～。
意外と、万歳の声はどこからも聞こえなかったよ(笑)
つづく