乳癌と私~大好きなDr.Nへ(*^_^*)~ | お散歩の途中

お散歩の途中

2014年6月30日、乳がん告知
2014年8月27日、エキスパンダーを入れた。
2015年2月25日、アナトミカルインプラント(しずく型)インプラントによる乳房再建完了。
東京在住 47歳、159㎝、49kg、Dカップ

Dr.Nお元気ですか?(~o~)ノ
暑中お見舞い申し上げます。
ブログに気が付いたでしょうか?

2015.2.25の再建手術から3ヶ月経過した6月頃、やっと全てにおいて、現実を受け入れる事が出来た。

と、言うのも…。


1.なぜ乳癌になったのか?
2.なぜ乳腺全摘したのにホルモン治療を受けなきゃかいけないのか?
転移も無いのに。
3.なぜ形成外科医Dr.Nなのか?
4.なぜDr.Nは乳癌に詳しくないのか?


2014年6月から、疑問符が浮かんでは消え、浮かんでは消えの連続だった。


Dr.N、2015.2.25の乳房再建後、出血がひどく即日緊急手術をして下さった。
今でもあの日のあなたの「緊張」そして「真剣な瞳」が私の脳裏に焼きついる。

あの日は…。
朝一で私の乳房再建手術。
その後他の患者さんの12時 間にも及ぶ手術。
その間、私は手術室から病室へ戻り、再建した胸が腫れあがっていった。

12時 間にもおよぶ手術中のDr.N、あなたは手術着のまま走って私の元へ様子を見にきましたね。
足音が耳に残っている。

夜9時 ぐらいになりますが、止血の手術をします。」
力強い言葉だった。
夜9時 まで時計を睨んでいた私…。
「Dr.N、早く!早く!大好きだよDr.N、早く!早く!」
心でずっと叫んでいた。


若き医師、Dr.N。
あなたに爪跡を残す事が出来て良かった。

あなたは言った。
「あらためて圧迫止血が大事だなと痛感しました。優子さん、大変な思いをさせて申し訳ありませんでした。」

素直に謝罪したあなた。
育ちの良さが言葉の端々から、そして瞳から滲み出ていた。


秘めし想い
ウェブを開けば
白衣の君
葵仰ぎて
1982(いちきゅうはちに)の
澄んだ瞳に