マルティネスの 偏屈さは
元々の几帳面な性格や チリからメキシコに来た というだけでない
何かきっかけがあったかもしれない。
それが 階下で孤独死した女性を身近に感じたことによって
さらに恋心にまで発展して
彼女の興味をなぞっていくうちに、
お節介なパブロもコンチタも相まって
外に目を向けるようになるっていう。

そもそも、人付き合いって 絶対必要とは思っていないので
(仙人じゃないから 社会生活をする上で最低限は必要でしょうけど)
静かな暮らしから引っ張り出して
「みんなといれば楽しいでしょ?ねッ」ってのは
あまり好きではないな。

旅はいいけどね。知らないところに行くのは 好き。