冒頭のスーパーの更衣室の 女性たちのコートの色も加わっての
なんともカラフルで 北欧。
でも ウェス・アンダーソン監督みたいな 自意識バンバンでなく
いい感じ。

表情も口数も少なく お財布の中もさみしい。
でも 誰かと一緒にいる暖かさは 代えがたいものです。

ラジオからいきなり 竹田の子守唄(のフィンランド語?)がながれてきて
ビックリ。  
それ以外も 挿入歌がどれも安っぽくっていい。

「アル中は嫌い」とハッキリ言い
連絡が来なくてもメソメソしない
ラスト、松葉杖のホラッパを気に掛けるでもなく スタスタ歩く
アンサは イイ女だな。

初デートで映画っていうことになって
アンサが「選んで」というと ジャームッシュのゾンビ映画。
映画館前で 待っているときの後ろのポスターは
ベルモンドやドロン。
犬の名前はチャップリン。
映画愛を感じます。
愛が深くて 引退なんかしてられないですよね、監督?