ママが急死して 一人ぼっちになってしまったジョージー。
掃除洗濯ゴミ出し部屋を整えて 
ママがいた時のように 生活を続けていこうとしてる。
そこに どっちが大人だかわからないような マイルドヤンキー風味な父親登場。
母と自分から逃げた父に 当然 ジョージーは反発するけれど、
相棒のアリのほうが 先に懐いちゃう。
…男ってチョロい。

自転車泥棒で稼いでいて
これが題名につながってて「そうか!」と思わせる。
ママはボイスレターで 
「お空に行くっていうのは 信じてないだろうけど」
と言っていたけど、しっかり信じてましたよ。
生意気に大人びていても 子どもですよ。かわいいよ。

ママが急死したのは
二人暮らしで生活も楽じゃなく 具合が悪くても我慢してて 
気づいたときには 余命数週間っていうパターン、きっと。

一人なのに きちっとした編み込みの髪で「?」と思ったけど
ママが編んでくれたのを大事にしていたのでしょう。
そんなに長持ちするものかは 知らない。

カラフルな集合住宅のせいか「フロリダ・プロジェクト」を 思い出しましたが。
こちらのほうが ドラマティック(お涙頂戴)でなく
ファンタジックだったり ポップな感じ。
大まかなストーリーは想像通りながら 思いのほか楽しめました。
「フロリダ・プロジェクト」や「アイ・アム・サム」みたいに
引き裂かれて子どもが泣き叫ぶのって みたくないので。