
新興宗教にのめり込む人って 真面目できちっとしてる印章。
実際に 知り合いで一生懸命活動している人たちは みんないい人。
主人公も 家族がいるときも一人になっても
きちんと丁寧に生活している。(手作りらっきょう漬け)
こうあるべき、とか 正しさにとらわれちゃってて
実は 誰にでもあるイライラやどす黒い感情を 信仰で抑え込んでいる。
部外者から見たら滑稽な活動も 拠り所になっているんなら
信仰している本人は幸せなんだよな~。羨ましい。
あのダンスはいいね! 一緒に踊りたくなった。
高額ながん治療の点滴が落ちるのを 金額を唱えながら見ているのとか
この監督らしいユーモア。
障害のある息子の恋人が したたかで嫌なブリッコ娘だったり。
ラスト、信仰からも家族からも解き放たれたフラメンコ。
襦袢が赤に変わって パワーを感じた。
よくこれだけ曲者俳優を集めたもんだ。(もたいまさこはいなかった)
それぞれ気持ち悪くって よかった。
ただ前も書いたけど
おじいさんは、柄本明以外にも日本にはいると思います!
ポスターが 海外の映画みたいでステキ。
とにかく日本映画のポスターは 情報過多でダサいんだよ。