キャリアも崖っぷち、身体も年齢による不調で
夫にも息子にも 映画監督の仕事より 妻・母のスタンスを求められてる。
しかし「幽霊人間」なんて題名の映画が とてもヒットするとは思えないよねw

“初の”女性映画監督 “初の”女性判事 “初の”…
理不尽に思考停止的に あらゆる障壁が立ちふさがっていたのは
想像するだけでも辛い。
そして 頑張って少しづつでも 壁を穿ってくれた先輩たちに感謝したい。

「筋腫ですね取りましょ、妊娠の予定ないでしょ」って感じの医者 ムカつく。

手術後 鈍感な夫に「ヘイ ブラザー」と呼びかけるのも

とても笑えない。


女性として職業人として、主人公が 彼女たちと
アパートの駐車場で遺体で発見された人と 自分を重ね合わせて
思うように行かなくても できる限りやっていこうと思ったと感じた。
劇的に何か変わるわけではないけど 前向きになれるいい映画です。

フィルムを 隠すつもりだったか 帽子のリボンに使っていたのは

切ったのと繋いだのと真逆だけど

「ニュー・シネマ・パラダイス」が思い浮かんだ。


日本でこの映画をリメイクしたら

主人公は 天海祐希とかキョンキョンとか 

美し〜い人がやることになるんだろうね。んで 妙に若いの。(ケッ)

そう思うと 韓国映画恐るべし です。