179分という長さにおののきながら劇場へ。

とりあえず 化粧室には行った。飲み物はなし。

味噌ラーメンを食べた後だったので コーヒー欲しかったけど。

 

平日の昼間とあって、ほぼ中高年ばかり(自分含む)で 

途中おじさんが何人も立ち上がってた。

隣の人が動かなくって良かったε-(´∀`;)ホッ

 

展開がとても丁寧で 「この感じでは長くなるよね〜」とは思ったけど

飽きることはなく 苦にならなかった。

結構多いベッドシーンも、まぁ。

 

舞台演出とか演劇メソッドとか演劇人の機微ってのが 

業界の方々に受けているんでしょうか。

同じ長い映画でも スターウォーズみたいに詰め込んでるわけじゃない。

主人公の気持ちの変化に ムリは感じなかった。

これだけ長ければね←シツコイ

 

「広島から北海道まで走るの?」と驚いたけど

影の主人公は SAABでした。

コメリでジャケットや長靴を買ったようですが

タイヤはどうしたか 心配になった。

オートバックスかイエローハットによったんでしょうね。

フェリー乗り場の近くには 大抵あるから。

 

悲しかったり悔やんでいたら その時に大声で吐き出すのが

それからも生きていくためには 必要である、と。

 

原作は未読ですが

村上春樹っぽい 抑揚のないセリフで 

わざとらしい『じゃじゃーん!』というのがなく そこは好きです。

ラスト、一緒になっちゃったんか 何だかな

という感想です。