「若草物語」1949年
「ストーリー…」をみる前に BSで放映したので。
原作はこどもの頃に読んでるけど 断片的にしか覚えていない。
印象的だったシーンは ジョーが父親ために髪を売るために切る場面。読んで泣いてしまった覚えがあるけど
映画では 思いのほかさらっと描かれていた。
原作では ベスが三女でエイミーが四女だよね。
女優さんの都合で 逆になったのかな。
しかし エリザベス・テイラーは 「華がある」って言葉では片づけられない
すごいオーラ。美貌が群を抜いてる。
(なのに鼻ぺちゃを気にしてる。洗濯バサミの件は 子どもの時に母が言っていたのを 覚えてる。わたしの母は きっとわたしの鼻ぺちゃを心配していたのであろう。)
ジョーの 柵を飛び越えるシーンは いいねぇ。
最初コケて わざわざやり直す、というので 性格がすぐわかる。
ケンカもするけど、歌ったりお芝居をしたり 楽しそう。
「ストーリー・オブ・オブ…」
こちらも同じように 姉妹が トラブりながらも キャッキャするのが
すごく微笑ましい。
ベスの具合が悪くなるあたりから 泣きっぱなしでした。
上記作とは さすがに スピード感,緊張感が違う、
よりフェミニズムを感じる演出だった。
その 女性の生きづらさは 当時と全然変わらない。
『オールスター総出演』というタイプの映画は 苦手だけれど
今作は あまり余計なことを考えずに没頭できた。
エイミーは 泣き顔をすると「ミッドサマー」を思い出しちゃったけど。
彼女、今すごい 売れっ子だね。