先住民 非先住民

家政婦 雇い主

ウンチ 飛行機

床掃除 海の波

死産した子 助けた子

 

様々な対比から描かれる 新しい家族のかたち。

とはいうものの、「先住民の使用人」であることには かわりない。

いくら 子どもたちが懐いていたとしても。

波にさらわれそうになって みんなでずぶ濡れになって

新しい家族として 生まれ変わった。(のかな)

 

末っ子坊やが 天使!  可愛すぎる!

旦那さんも奥さんも 車の運転が テキトーで 笑ってしまった。

夫の不貞に気づいて やきもきしていたけど

自分の力で生きていくと決め サバサバした 奥様。

「冒険よ!」って いいなぁ。ステキな心構えだ。

主人公も フルチン武道男なんかと一緒になるより ずっといい未来があるよ。

そう感じさせてくれる エンディングでした。

 

題名の意味がわからなくて 調べたところによると

家があるのが ローマ地区 というのと 逆からの読みが「amor」

 

実は 長回しの連続と 単調な場面に 少し退屈したんだけど

じわじわ あとから 滲みてくる。

 

わたしは劇場でみました。本来は Netflix。

とても 小さい画面でみることを前提にしているとは思えない。

パソコンや テレビより 絶対 大画面がいいと思います。

モノクロのせいか メキシコの空気のせいか あまり暑そうでないし、

海もきれいに見えなかった。

でも昔のモノクロとは違って 明るさがちょうど良い。

昔のモノクロは 暗すぎて暗めの場面が見えなかったり

明るすぎて よく見えないとか(劇場によっても)あって

さすがに なんKだか 最新鋭のカメラは 違います。