レディに返り咲く為「這い上がるぞ!」という ど根性、

(実際 馬車から落ち 舗道から落ち ) 爽快なくらい。

初夜の場面とか 声を出して笑いそうになった。

誰も笑わないので 我慢しました。

 

イライラして キリキリして アンが 気の毒な感じだけど 女王だしね。

イエスマンに辟易して、はっきり言ってくれる(アナグマメイクとか)

サラを頼ったアンだけど 結局 耳障りの良いことばかり言う

アビゲイルを 近くに置いてしまう。

「愛して欲しい」気持ちをさらけ出すアンが 悲しい。

 

お城から追い出されたサラ。

「手紙の返事がきた」という目線の先には 

どう見ても悪い知らせを運んできた 使者。

送った手紙も アビゲイルが見ることを当然予測していたろう。

言ってみれば アビゲイル宛。

そして こういう答え。

 

反芻すると 3人とも 気の毒なんだけど

映画自体は コメディ。黒い黒い コメディ。

 

豪華なお城(寒そう)や衣装は きっと時代考証にそったものでしょうが、

ブラックパールが 近代のものでは?

 

エマ・ストーンの腹黒が とてもよかった。

ロウソクの光とか自然光をメインにしているのか

女優さんたちの肌が…。もうちょっとキレイに撮ってあげれば

とも思ったけど、そういう映画じゃないから これでいいんでしょうね。

 

男性陣が オール間抜けで おもしろかった。

ニコラス・ホルトは 白塗りの印象固定です。