舞台1962年。
色々な時代背景もファッションも それに沿っているんだけど
デル・トロ監督のゴシック風味な色合いで イライザのアパート、おしゃれ。
ラブストーリーとしては とてもステキな話です。
赤いハイヒールの使い方も 乙女心にグッとくる。
1番の疑問は なぜ彼が イライザの事を好きになったのか、本当に好きになったのか。
卵くれたから?
囚われの身になった彼が 生きていく手段として イライザを 利用した、
というのは へそが曲がりすぎですかね。
だって 人間から見たら 彼は異形だけど、彼から見たら 人間が異形。
彼らの世界では もっと科学がすすんでるかもしれないし、
不思議なパワー あるし、
「こいつら 肺呼吸しかできないの? だっさ!」とか。
マジカル・ゲイの隣人、ステレオタイプの黒人夫婦、といのも
今風ではない、と思う。飽きた。
ファンタジーなので ファンタジーを楽しめば良いですね。
怖いストリックランド、壊死した臭いがしそうでした。
オクタビア・スペンサーが 相変わらず すごいオクタビア・スペンサーで
彼女的には 女優として困ったことになっているのでは。
アカデミー賞の結果が出たあとでの鑑賞でしたが
ぅーん、スリービルボードの方が 好きかな…。
でも パンズ・ラビリンスの方が もっと好きです!