前作「リアリティのダンス」を みたのが、2014年9月。

結構前なのに さすがのインパクトで すぐに 物語が繋がりました。

 

ストーリーは

親子間が上手くいっていない少年が 家出して おかしな人にもまれながら

成長し、さらなる自分探しで パリに旅立つ

という 平凡なものですが ホドロフスキーは 平凡ではないので。

 

映画内の詩は どうなの?

芸術家姉妹なんて 即興詩のたった1行聞いただけで

「素晴らしい!」って言ってたけど。よくわからん。

 

今回も オペラの母親が出ましたが 恋人になるステラが 母親と 2役。

そこまで 母性にこだわらなくても…。

ラスト 父親を赦す展開には ちょっとびっくりしたけど 

赦さなければ 先に進めない ということか。

 

エキセントリックな人々と 色の洪水で クラクラしました。

生と死のパレード、 圧巻。

そのなかでも 「自分とは何か」問い続ける。

 

蝶になってパリに飛び立ったアレハンドロ、どんな未来が待ち受けているのか

乞うご期待! ということです。