原題は「Hidden Figures」

隠された人々 っていう意味でしょうか。

この映画も タイトルでゴタゴタしたけど、

(確か副題『私たちのアポロ計画』だったっけ。むちゃくちゃ。)

結局、「ドリーム」でも 原題の意図を無視、ですな。

 

 

アフリカ系で知識階級の家庭って 映画でも あまり見たことがなかった。

ステレオタイプな 『貧しく 子どもがギャングになって〜 』

みたいなのばっかりだった気がする。

努力と才能を活かして 信心深く生活した人も いたよね、当然。

 

差別されていることに 「はいはい、そうですよねー」と 

受け流していくのが 一般の人たちのやり方だったんでしょう。

だからこそ 女上司の(キルステン・ダンスト 今までの中で 1番ハマり役)

「わたしには 偏見はないの」に対しての

「わかっています、あなたに自覚がないことは」

というセリフが 効く。

 

800m走ってトイレに行く場面なんか 軽快なBGMで コミカルにしてるけど 

頻尿気味のわたしからしたら 悔しくて情けなくて 全く笑えない。

ラスト近くで 伏線として回収されれてたから いいけど。

 

主人公の夫になる人、

金歯じゃなくて あれっと思いました。(それは ムーンライト)

 

ただ、わたしは 思い込みが激しくて はじめて印象的な役柄を演じているのを見て

後々 ずっとその印象を 引きずってしまうんですよね。

(上川哲也が ホコリっぽい…陸一心、阿藤快…頭弱い  みたいな)

 

 

ハラハラドキドキ からの〜、やった〜! という カタルシス感が 

とってもハリウッドでした。