同年代の主人公と 今のわたしと同年代の母ドロシア。
(おはなしだからいいんだけどさ〜、アネット・べニングが55歳って!)
という 納得できなさは さておき。
ひとりで育てている14歳の息子のことが だんだん理解出来なくなり
下宿人と隣りの娘に 「息子に 自分の教えられないことを教えて欲しい」
って頼むんだけど、
ホントのところ、二人の手を借りて子離れしようとする。
そもそも 人選ミス。
おもしろいなと思ったのが ホームパーティの場面。
写真家のアビーは フェミニズムにも関心があり、
「menstruation」と 男性陣に一人づつ言わせたりする。
高校生のジュリーは 若いのにずっと保守的で 不快感をあらわす。
男性との関係性の結び方が 気づかないうちに
男性に都合のいい状態になってて。
大人な顔をしてるんだけど、まだまだ 修行が足りないぞ。
ドロシアは 息子が興味を持っているものを 覗きに行くんだけど
自分の若い頃に 上の年代に理解されなかったように
子どもたちの好むものは 理解しきれないでしょ。それでいいでしょ。
ママが気を揉む必要もなく 息子は大人になって行くんだけどね〜。
他人様には そう言うよ。
自分自身省みて、考えてしまった。
母親って 死ぬまで息子に片思いし続けるのかも。