映画の楽しみの一つは
自分とかけ離れた人の人生を覗き見できること。
その人が エキセントリックであればあるほど面白い。

モニカは 家族も恋も全て自分の夢を実現させるためには 二の次。(美人はいいね)
凡人からみたら 「そりゃ あかんで」という行動も。
男性は 成功するために利用するし、自分の管理出来なさすぎ。
でも、それほどびっくりするほどのレベルではないかったな。

落ち着いた生活を好み 夢を諦めたパパは  
芸能界の厳しさもわかっているし 孫も不憫。
ビル・エバンスとの共演が成功しての和解は
わかっていても ぐっときました。
年齢以上に大人な娘ちゃん 幸せになってほしい。
子役が大きくなってる感がなくて、時間の流れが合わないのが気になったけど。

50年前の北欧インテリア すてき。
モニカはステージでは黒ドレス、プライベートでは ほとんど水色の服。
少しひかえめのサイケ柄のワンピースもかわいかった。
あと、あまり車に詳しくない私が見ても 自動車。
ガダガダガダ…というエンジン音も可愛らしい。すごく乗り心地悪そうだけど。

スタンダードナンバー満載で楽しい。
知っている曲がわからない言葉でカバーされてるのは 聴きやすくて 好き。
サウンドトラック 買おうかな。